2020/05/06 20:12

本日、開始から9日目で50%の支援を超えました!
このような少し特異なプロジェクトにご支援いただいたこと、本当にありがとうございます!

特異ということで、今日は少し、違う方面からのお話を。

大森山王ビールを作るにあたり、色々と歴史を調べ、NAOMI&GEORGEにたどり着いたのですが、その資料の最後に載せている言葉があります。

何か新しいものを初めて観察することではなく、
古いもの、古くから知られていたもの、
あるいは誰の目にもふれていたが
見逃されていたものを、
新しいもののように観察することが、
真に独創的な頭脳の証拠である。

-フリードリヒ・ニーチェ-

歴史というのは「史」という字を使っているから、客観的なものです。
そうでないと一緒に学校などで学ぶことができないからですね。

ただ歴史の「史」に「人」が入ると「使」になり、「歴使」になります。
すなわち、先の客観的な視点から、主観に変わる。
そうなるとどうやって話を作ってもいい。

いろんなことに思いを馳せることができるわけです。
思いを馳せることができれば、どんな素敵なハイな世界だって作れる。
すなわち「Hi(gh)Story=history」、もっと言えば「ハイ・ストーリーは突然に!」やってくる。

ニーチェが言っていることはそういうことなんではないかと考えています。
言ってしまえば、歴史も醸成できるってことかもですね。

見えていないものをどう捉えるか、そんなことを実現したいというのも、このプロジェクトを成り立たせている1つであります。

「ビール」というと、スタイルがとか、作り方が、色が、ペアリングが、と教科書のように学び、享受するのもありですが、あなたがどう感じるか=主観の世界も大正解です。

私たちは、ビールを通じて、そんな主観の世界を作っていきたいし、
それはひょっとすると独創的だということかもしれませんね。

そんな主観を作る一つが乾杯だったりします。
今日も今できる最高な乾杯を!