2020/07/06 10:04

セーバーイーツ茨城の戸田です。


今日はこれまで「書く」「書く」と思わせぶりなことを言っていた

「病院のアポ取り」について。

これが一番苦労しました。

書く理由は、2つ。

これから、病院への差し入れ活動をする人に参考になるように

もう一つは、皆様に病院のみなさんの危機管理の側面を

感じて欲しいからです。

どこの病院がどうだったということは

書かないです(というより、どこがどうだか忘れちゃった)

なので、「こういう対応はどこですか?」と

聞かれても、わかりません。すみません。


私はこれまで、様々な寄付活動をしてきました。

しかし、「前例がない」「あっちが担当だから」とたらい回しにされ、

受け入れ先に苦労した経験があります。

それもあって、最初から紹介を頼りにアポを入れ始めました。


セーバーイーツが始まったのは5月1日。

少しでも支援が始まったら、すぐに届け始めるつもりだったので、

起案した時点(4月中旬)から、人づてに紹介してもらい始めました。

結果的に、NGの病院様もいくつかありました。

メールを送っても返事がない病院もありました。


NGの理由ははっきりは聞けなかったのですが、

考えられる理由は、

1)危機管理

外部の人間はシャットアウトしている病院は少なくありませんでした。

また、職員が一気に食中毒になってしまっては。という懸念もあったと思います。

2)風評被害

私たちからお弁当を受け取ったら、

「あの病院はコロナ」と思われてしまうのではという不安もあったのではないか。

ですから、私は断られて、むしろ、すごい危機管理なんだろうなと思いました。

私なら、美味しいものもらえると聞いたら、

ホップステップジャンプで受け取ってしまうことでしょう。

都内に住む医療関係

(何をしているかわからないけど、病院に出入りしている業者らしい)の高校時代の同級生も

「あの病院にはまだ入れないのよ」と言っていました。


危機管理とはいえ、せっかくのご支援。

お届けしないとプロジェクトになりません。

それをひっくり返せたのは、理由があります。


1)医療従事者を応援しようという機運が高まっていた。

食品、飲料メーカーの差し入れなども始まり、受け入れやすい状況が出てきた

2)メディアでセーバーイーツの活動を知った

「新聞で読んで、うちにも来ないかなと思ってた」と言ってくださる方もいました。

支援者様の紹介なので、これも支援者の皆様のおかげです。

3)中台女将の電話

(女将さんと院長先生が知り合いで、紹介してもらえた病院も何軒かありました。

また、中台さんが有名だったのも手伝って、電話を受けた人が「あ、なんか知ってる」みたいな反応になったというのもあります。あと、職員さんにフォロワーさんがいたり)


他に、連根屋さんの常連さんが、たまたま病院の職員さんで

わざわざプレゼンの原稿を作って、会議にあげてくれたそうです。

質問書もいただいたような・・・。


今はだいぶ、受け入れる体制が出来上がってると思います。

もし、活動される場合は、

口に入れるものなので、自分の身元(?)がわかるものがあると

より、相手も安心するのではないでしょうか。

中台さんが電話して、お相手は中台さんのホームページを見て

「本当にこういう活動してるんだ」と確認された病院さんもいらっしゃいました。


ただ、これから第二波が考えられます。

その時にはまた外部業者をシャットアウトする可能性もありますね。

もし、差し入れをお届けしたいと連絡して断られても

悩まないでください。

セーバーイーツもたくさん断れていますから、安心してください。

そして、「差し入れしたい」と思った気持ちを大切に育ててくださいね。


今日も読んでくださり、ありがとうございました。

(たくさんメールいただいています。ありがとうございます。

返信が遅くなってすみません)