はじめに

このプロジェクトは、全国で心を込めて育てられている「こだわりブランド養殖魚」を、すぐに食べられる、すぐに調理できる形で“食べ比べ”できるよう詰め合わせて皆さまのもとにお届けし、外出しにくい今だからこそ、気軽に港町のお魚を味わっていただくプロジェクトです。まずは真鯛から始め、他の魚種にも拡げられればと考えています。

養殖が盛んな愛媛県（運営者が過去に訪問した際の写真です）

ニュースなどで報じられている通り、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言によって、飲食店やホテル、百貨店などに出荷されるはずだったお魚が、数十万尾、数百万尾という単位で行き場を失ってイケスを泳いでいます。ベストな状態を保つためにエサを与え続けているので、コストもかかり続けています。また、出荷できるよう育つまで1～2年はかかりますので、イケスを空けないと次の稚魚を迎え入れることができません。養殖業者（以後、育て手）の方々は、非常に苦しい立場に置かれているのです。

イケスで元気に餌を食べる真鯛（運営者が過去に訪問した際の写真です） 

今回は、上記のように出荷が激減し大変なご苦労をされている全国の育て手の皆さま、飲食店への休業要請によって業務がストップしてしまった豊洲の仲買業者さま（株式会社亀和商店さま）、スーパーの店頭で全国のこだわりブランド養殖魚を販売するプラットフォーム「港町のごちそう」を展開している株式会社オークネット（プロジェクト運営者）が力を合わせて、新型コロナウィルスに立ち向かうために取り組んでいます。

ちなみに、、、そもそも「同じ魚で、そんなに違いがあるの？」と思った方、ぜひこの機会に“食べ比べて”みてください。実は、野菜や果物やお肉のように、養殖のお魚も育て手によって味が全く異なります。それは、一尾一尾のお魚に、育て手のこだわりが詰まっているから。イケスを設置する海の地形の違い、水質の違い、エサの違い、育て方の違い…、一つひとつのこだわりが、旨みや風味や歯ごたえ、脂乗りの違いとなって現れます。

プロジェクト運営者「港町のごちそう」の思い

私たちは、「どうしてお魚って、どこの誰がどうやってどうしたお魚なのか、店頭で何も書いていないんだろう？」ということに疑問を持ったのが全ての出発点です。

安全やおいしさへの工夫、プロの評価、育て手の顔、おいしい食べ方など、「お魚にまつわる様々な情報をきちんと見えるようにすれば、もっとお魚は売れるはず！」という思いを基に、皆さまがいつも立ち寄るスーパーの店頭で全国の「こだわりブランド養殖魚」を身近に感じて購入いただくためのプラットフォーム「港町のごちそう」を展開しています。

トライアル展開中の「港町のごちそう」コーナーの様子

本プロジェクトからお魚を発送する際には、「お魚ごとの違い」を感じていただけるよう、こんなシールを貼付します。（過去に私たちが調査した魚種のみとなります）

「港町のごちそう」で貼付されているシール（みかん鯛の例）

私たちもコロナに負けず一軒でも多くの売場で「こだわりブランド養殖魚」を手に取っていただけるよう、精一杯がんばっていきます。

「港町のごちそう」ホームページ

参加者のご紹介

本プロジェクトにご賛同いただいている、「こだわりブランド養殖魚」に携わる方々（一部）をご紹介します。ご支援いただける人数に応じて、ブランドや魚種は随時拡大していきます！

真鯛の育て手さま（ブランドの一部・ブランド名五十音順）

海援鯛（土佐鯛工房さま・高知県須崎市）

土佐鯛工房の皆さま

養殖真鯛の改革を目指して、地元の偉人・坂本龍馬から命名。完全無投薬育成にこだわって、ホームページにはお魚の育成履歴だけでなく、健康診断の結果まで掲載しています。

「土佐鯛工房」ホームページ
〒785-0166 高知県須崎市浦ノ内塩間117

白寿真鯛（赤坂水産有限会社さま・愛媛県西予市）

赤坂水産・赤坂竜太郎さま

餌に合わせたゴマやビタミンEのちからと、三人の子どもたちへの愛情を込めた白寿真鯛。鮮度維持と味を左右するお魚の〆め方にもこだわって、丁寧に「津本式究極の血抜き」を実施しています。

「赤坂水産有限会社」ホームページ
〒796-0901 愛媛県西予市三瓶町周木6-112-2

みかん鯛（有限会社中田水産さま・株式会社宇和島プロジェクトさま・愛媛県宇和島市）

中田水産・中田力夫さま

「みかんとお魚のおいしい出会い」を日本で初めて実現したのが、育て手の中田さま。口にすると、柑橘王国愛媛県を想わせる“ほのかな柑橘の香り”がひろがります。

「有限会社中田水産」
〒798-0087 愛媛県宇和島市坂下津甲3番地

「株式会社宇和島プロジェクト」ホームページ
〒798-0087 愛媛県宇和島市坂下津甲94番地13

仲買業者さま

株式会社亀和商店さま

亀和商店で加工を担当される皆さま

1938年（昭和13年）創業の老舗水産仲買業者さま。築地でいち早く魚を加工して飲食店に納めるサービスを始めるなどホテルや飲食店を中心に事業を展開し、海外への輸出も手掛けられています。2006年（平成18年）には、日本で初めて「海のエコラベル（MSC認証）」を取得するなど、持続可能な漁業へも取り組んでいる仲買業者さまです。

「株式会社亀和商店」ホームページ
〒135-0061 東京都江東区豊洲六丁目6番1号 豊洲市場7街区 管理施設棟5階 事務室513

ご支援いただいたお金の使い道

皆さまからご支援いただいた大切なお金は、育て手さまからお魚を購入する代金、仲買業者さまにて加工・パックいただく代金、皆さまにお届けする送料、CAMPFIREへの手数料として、全てのお金を使わせていただきます。私たちにとっては、お魚が好きな方々とつながりができることがメリットです。

目標金額は、まずは1,000,000円を設定します。1,000,000円集まると、2kgを超える丸々としたブランド養殖真鯛を、少なくとも約200尾注文して商品化することができます。皆さまのご支援が得られれば、この注文を300尾、400尾と、ブランドや魚種も増やしていきたいと考えています。

また、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。

リターンについて

1回お送りするものと、継続的に3回お送りするものがあります。
（ざっくりとした記載で申し訳ございませんが、
「1人前の刺身（4～5切れ分）× 5種類で、合計20～25切れ分の刺身」か、
刺身とあわせて「1人前の切り身（1～2切れ分）× 5種類で、合計5～10切れ分の切り身」で
食べ比べができる詰合せをお送りします）
※詰合せに入るブランドのご指定はできませんので、ご了承ください。

5,000円①のイメージを盛り付けてみました！
刺身　1人前×5種類イメージです！（刺身以外は付属しません）

10,000円に入る切身のイメージです！

切身　1人前イメージです！（こんな切身が5種類入ります）

■5,000円①
「食べ比べセット・ブランド養殖真鯛・刺身　＜1人前（4～5切れ分）× 5種類＞」を1回配送
※真空パックに入れ、発砲スチロールに梱包して冷蔵便
（6月末頃の発送を予定）

■5,000円②
「港町のごちそう」コーナーが再開した際、その時にコーナーに並んでいる複数種類の鮮魚詰合せセット（刺身・切り身あわせて予算が許す限り）を1回配送
※真空パックに入れ、発砲スチロールに梱包して冷蔵便
（時期は未確定ですが、7月末頃の発送を予定）

■10,000円
「食べ比べセット・ブランド養殖真鯛・刺身・切り身　＜刺身1人前（4～5切れ分）× 5種類 ＋ 切り身1人前（1～2切れ分）× 5種類＞」を1回配送
※真空パックに入れ、発砲スチロールに梱包して冷蔵便
（6月末頃の発送を予定）

■30,000円
コロナの後も含めて、上記10,000円の「食べ比べセット・ブランド養殖真鯛・刺身・切り身」を、約1ヵ月毎に3回配送（養殖真鯛以外の魚種も予定）
※真空パックに入れ、発砲スチロールに梱包して冷蔵便
（6月末頃、7月末頃、8月末頃の発送を予定）

真鯛の刺身（運営者が過去に訪問した際の写真です）

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。このプロジェクトのゴールは、アフターコロナの世界でもこれまで通りお魚を食べ続けることができるよう、「お魚を食べたい人はこんなに居ます！一緒にがんばりましょう！」ということを、水産に関わる全ての人達にお届けすることだと思っています。コロナに負けないよう、お魚を食べて力をつけましょう！よろしくお願いします。

プロジェクト運営責任者：株式会社オークネット 森本祐介（港町のごちそう担当）
〒107-8349 東京都港区北青山2-5-8青山OMスクエア