2013/11/18 01:15
一昨日はハタラクラスの居住スペースである、8畳の和室の壁をリフォームしました。 ちなみに塗装前はこんな感じ。(壁の色がくすんでいて、部屋全体が暗め・・) この壁を全面にわたってコテで剥がし、残った粉末を取り除いてから漆喰を塗る、という作業を行いました。 メンバーはComing館住人の男子2人とその友達、それから現在世界放浪中で、ひょんなキッカケから2週間ほど前にComing館に流れ着いたスコットランド人のデイビッド(30歳)と、ボク(戸越)の5人で行いました。 全員、生まれて初めての漆喰塗り。 みんな初めはぎこちない動作でしたが、慣れてくると、左官屋さんと見間違うほどの手際の良さを発揮してくれていました。笑 特にデイビッドの仕事の早いこと早いこと・・。笑 初めは3日ほどかかると思っていた作業でしたが、僅か1日で完了させることができました。 しかも素人がやったとは思えないほど、なかなかの出来ばえです。 これも、手伝ってくれたみんなのおかげです。 今回、壁塗りを自分たちの手でやってみて、"生活の中身を手作りすること"の重要性を垣間見れた気がします。 現代はモノやサービスが溢れてる時代だし、しかも安いお金で簡単にそれを受け取ることが可能です。 だけど、既存のモノやサービスに対する依存は、ヒトが生き抜く上で本当に必要な力を鈍くさせるのではないかと考えています。 突き詰めて考えてみれば「生活にそれほど必要ないんじゃないの?」と思うようなものを大量に抱え込んでしまって、 結果的にそれが家計を圧迫して、苦しい仕事や生活を虐げられている人は、ボク自身を含め意外と多いんじゃないかと感じています。 初めに、「自分たちの力でできないか?」考えてみることが大事。 自分たちで手作りすると、それに対する愛着も湧きますしね。 それにしても、こうやって、困った時に身近に力を貸してくれる仲間がいることは、本当にありがたいことです。