2015/07/10 23:11
【前回参加者の声7】 福島のことを伝えるスピーチでは原発事故への質問が多く寄せられ福島県についてもっと世界に伝えるべきだと思いました。また、他の人のスピーチを聞いて原発事故後、福島の子ども達が以前と違う様子になっている事を初めて知りました。そして、多くの避難者が出た原発がなくなって欲しいという話に共感しました。 そして、議事堂や中央駅で環境について学んだ時、日本では想像できないほど環境に配慮されていて見習いたいと思いました。議事堂での工夫では、太陽の光で上から議事堂を見られるようになっていて、オープンになっているのは国民に何も隠していないドイツだなと思いました。 最後に、ドイツの高校生と交流して、日本は歴史について浅くしか勉強してないなということをすごく感じました。それに対してドイツ人は、ちゃんと今まで何が起こったかや、自分たちの国がどういう悪いことをしてきたのかをちゃんと振り返って、今を生活していて、日本も見習っていかなきゃならないなと思いました。あと、福島の原発について、ドイツの人逹は、自分の国のことではないのに私たちよりもすごく知っていて、それにはとても驚きました。原発は自分の国で大きな問題になっていることなのに、ぜんぜん知らない私たちは、なんかおかしいなと思いました。その原発をなくしていくか、そのままにするか、どっちにしても自分たちの意見を言わなきゃ、日本は変わらないのかなと思いました。 【前回参加者の声8】 ドイツの高校生とのディスカッションでは、非常に政治に熱心な印象をドイツの高校生から受けました。その中でも一番印象に残っていることは時間切れになって議論が途中のまま終了したとき、ドイツの高校生が「日本の高校生と福島原発や戦後の近隣諸国との関係についてもっと議論したい。明日の授業内容を変更してあと1コマ討論したい」と、ドイツの高校生のほぼ全員で先生に詰め寄せて、結果、続きを翌日の放課後に行うことが決まったことです。ドイツの高校生の自己主張と曖昧なままでおわらせない意識の高さに、そごさを思い知りました。