2016/08/22 23:35

【無事にイベントが開催できました】

 

 

8/21、イベントを無事に開催することができました。

 

紅型を体験した子供達の反応は、様々でした。

没頭する子もいれば、苦手そうに作業する子もいて..

 

会場に置いた工芸品を、子供達は自分から色々見て回っていました。

木でできたロボットは好かれるかなと思いましたが、渋いオトナな漆の器にも興味をもっていました。私が何も言わなくても、面白いと思う物を発見しちゃう子供達でした。

 

 

Jazzライブはお母さんと静かに聴いてくれている子、ちょっと眠そうな子、リズムに乗って歌を歌う子、色んな子がいました。

 

ライブ中におやつと飲み物を琉球ガラスや、やちむん(陶器)で出すのは少し心配でしたが、誰も落とす事なく使ってくれました。そこにある器を手に持つ姿を見ると、手が寂しくて器で遊んでいたのでしょうけど...触って、感覚を体で感じて貰うのは良かったと思います。

 

お母さんが織物の仕事をしていた家庭の子供達は、工芸品を見る機会が多かったようです。

「これ、お家にあるのと似てる!」と言った会話、漆の器の螺鈿細工をじぃっと観察する姿が見られました。

 

子供たちに伝わるように目の前にあるものを説明すると、吸収がすごく早かったです。

もし理解していなくても、触れる機会が多いほど、親しみが湧いて興味を持ったり、慣れているように感じました。

 

 

 

今回のイベントで一番嬉しかったのは...

帰るまでとても興味がなさそうに参加していた幼稚園の子が、お家に帰って自分の染めたバッグを自慢していた事!

 

いつも「どうせ自分の気に入った物はできない」と思いながら、行事に参加する子だったそうです。今回の紅型のバッグは気に入る出来栄えだったみたい。

子供達が楽しめたかどうか、それがとても気にかかっています。

 

 

もう一つ嬉しかった事は...

参加したお母さんが楽しんでくれた事!

(今回はお母さん方と、おばあちゃんのご参加でした…)

 

「リフレッシュできました!」「とても贅沢な時間を過ごす事ができました!」

と言っていただた時、このイベントをやって良かったと思いました。

 

私の気が回らなくて、ちょっと物足りない思いでお帰りになった方もいらしたかもしれません。全ての方のお話を伺えなかったのも心残りです。

 

けれども、誰も怪我をすることなく、無事にイベントが終わりました。

協力して下さった皆さまのお陰で、喜んでいただけるイベントになりました

 

 

「次回はいつ開催するの」「開催するならまた声を掛けて!」との声もいただきました。

できるだけモノづくりをされている方の負担が少なく、子供達が幸せな気持ちになれて、持続できる形を考えたいと思います。

 

 

応援して下さった皆様、

本当に、本当にありがとうございました!

 

 

やちむん(陶器) Liquian Colored  石原さん

 

 

 金細工 reunir 津波古さん、sou 仲間さん

 

 

琉球漆器 島袋さん、親泊さん

 

織物 長嶺さん

 

木工 mitchai 杉山さん(おと木工)、玉城さん、當山さん、田里さん

左端:UTAKOがデザインした紅型風ぞうさまマグネット