ニューヨークの中には、クィーンズ、ブルックリン、マンハッタン、ニュージャージ、という地区が存在していて
それぞれが、独自性のある事やものが確立されている。
音楽シーンのハウスにおいても例外ではなく、それぞれの地域の特色がある。
その中でも、ニュージャージーという地区は古くから「Zanzibar」など有名なクラブが存在していたり、またDJでも現在Japan tourを行っている「Tony Humphries」などの出身の地域でもあり、ハウスフリークに特に知られている地域でもある。
Rubenと「Temple」を始める前に、彼と一番最初にDJをやった場所もニュージャージーの教会だった。
教会でそのような時間や場の共有をするほど、ニュージャージーは音楽や精神とのつながりが強い。ゴスペルなどは特に音楽のジャンルから見ても良くわかる。ハウスでもKenny bobienの「Why we sing」はニュージャージーのプロデューサーのBig moses(写真左)を中心に作られたゴスペルハウスで、世界的な大ヒットした素晴らしい作品だ。
若かった俺は、そこで音楽が地域の人達にどのように受け入れられ、どう自分のものとしているかフロアーで知る事になり、リアルな洗礼を受けた。
レコードを回す、それだけではDJとして一流として認められない。技術ではなく、音楽や曲が持つ良さに加え、ど
れだけ「自分の想い」を届けられるかがいかに重要か、DJという立場の重要性をフロアーの温度との違いで痛感させられた。
あの時の、自分の不甲斐なさ悔しさが今の自分をつくってくれた、大事な時間になった事は間違いない。
ニュージャージーは大きな街でもない。
何か、世界的に見て優れている産業があるわけでもない。
しかし、そこで生きている人達は
「どこでしているか」ではなく
「何をしているか」
そして、
「本気で楽しむために、チャレンジする」
という事が重要だという事を、俺に教えてくれた。
それは、日本の地方で住んでいる自分達にとって、とても意味があり共感するマインドだ。
日本の宮崎という地で、DJという立場でこれをするんだという強い気持ちで、想いを伝えるキッカケの場所、時間になればとクラウドファンディングに挑戦中です!
クラウドファンディング残り10日!
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支援の方が増えています!本当に、ありがとうございます!
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