とうとうこの日がやってきました。
待ちに待った植樹です。
幾度のなく草木と格闘してきましたが、ようやく辿り着くことができました。
とはいっても、ぱっと掘って、ぱっと植えられるわけではありません。
ココまでも長い道のりでしたが、ココからもまだ道は長いです。
まずは穴掘りからです。
しかし、シャベルでちょっと掘るだけでは、桜は十分に根を張ってくれない可能性があります。
そのために、まず重機を使って大きな穴を掘ります。
そして、その穴の中に落ち葉を入れます。
落ち葉はいっぱい周囲にあるので、かき集めてきます。
3袋~4袋程度入れていきます。
落ち葉が隠れるように、土を入れていき、ある程度桜の苗を植えられるくらいになったら、肥料を追加します。
そしていよいよ桜の苗を植える作業です。
しかし、ココで一つ注意点です。
苗はカップから取り出したら、根っこをほぐしてあげましょう。
こうすることで、根っこが伸びるのを助けてあげることができます。
苗を置いたら、土をかぶせます。
畝を作るように、こんもりと土をかぶせていきます。
苗を中心にくぼみを作ったら、また肥料をかけていきます。
十分に肥料をかけることができたら、最後に水をたっぷりあげます。
ここでまた一工夫です。
たっぷりあげた水が十分に染み込むように、穴を開けてあげましょう。
こうすることで、根っこと土が水によって十分に密着し、吸収をよりよいものにしてくれます。
これで植樹の完成です。
あとは大きく育ち、きれいな花をさかしてくれるのを待つばかりです。
この日は天気もよく、瀬戸内の景色がいつもにましてきれいに見えます。
この日を待ちわびながら、作業を進めてきましたが、ここまでこれて自分でもびっくりです。
残す作業もあと僅かです。
準備万端で「植樹式」の開催を行いたいと思います。