2018/04/06 14:54

 大牟田北部の干拓1000年のパズルを使って学習した小学4年生の感想です。こんなに感じ取って、さらに周りの人々へ伝えることまで書いてくれています。まさに私たちが目指していることを、この感想で表してくれてます。この子は住んでる土地を知り、この子の中に故郷を愛する心が育っています。こんな感想をもらうと、やっぱり私たちの活動は必要だと感じます。

 そして、こんな感想を寄せてもらうと、もっと多くの子ども達に大人の人々に伝えなければ、と思います。

 大人は地図を見てどの場所か想像しながら探すことができますが、小学生では上から地図を見てもまだわからない段階だそうです。成長を待つ段階だそうです。そこで、少しでも具体的に感じることができるよう、巨大なパズルを子ども達が手に取って組み立てていくようにし、理解を助けています。

 ※「がたいね」は「黒崎がたいね踊り」の省略です。この小学校では4年生の地域学習で受け継ぐことになっています。「潟(の泥)を荷う」からきた「がたいね」です。昔の干拓堤防は松や藁、石で堤防枠を造り、その中にがたを積み上げて堤防を造りました。現存する堤防跡に立つと幅が20mもある堤防です。それが人力で造られています。昔の人々の労苦が偲ばれます。

 

 現在、パズルは大牟田の半分ほどを作ってみましたが、これを子ども達にわかりやすく伝えるために、史実から伝える内容を選び、子どもがわかる言葉に変えてもらう(元小学校の先生にお願いします)作業が待っています。また、これから大牟田南部地域の巨大パズルの制作も待っています。

 まだまだ資金が必要です。どうぞ、支援をお願いします。