起業支援とか地域づくりとかを仕事にしていると、「永山さん、僕、やりたいことが無いんです」と言われることが少なくありません。
…分かります。
大概の人にとって、やりたいことが事前に明確なことなんて少ないですよね。
私もそうでした
鹿児島に帰って最初の頃は、なんとなーく、面白そうなことをやる、というところからのスタートでした
で、今日はそういう人に向けて、3つの大切なことをお伝えしたいなと。
①やりたいことを探すのは、自分がどの畑で食っていくかを決めること
給与だけの話で言うと、都市部の方が圧倒的に恵まれています。
おそらく同じ仕事でサラリーマンをすると、ローカルに移るだけで年収は半分くらいになります。
それでも、移住して楽しく暮らすためのポイントは、おそらく「自分が本当にやりたいことをやる」こと。
金銭的な待遇や、名声など、社会的な価値の変動によって上下しやすいものを幸福軸に置いていると、このご時世、不確実性が高まるように思いませんか?
一方で、自分自身の内なる願いを大切にする生き方であれば、社会的な変動とは別軸で、安定した幸福感をによって満たされます。ただ、やりたいことを見つけろといわれても、なかなか見つからないものですよね。
ということで。。。
②やりたいことが無い人は、誰かの「やりたい」を後押ししよう
さんざん「やりたいことをやりましょう」と言っておきながら、アレですが、やりたいことなんて、そうそう簡単に見つかるものではないんです。
で、やりたいことが無い皆さんにお勧めなのが、「やりたいことがある人を、すぐそばで応援する」というスタイル。
これはマジでお勧めです。
1)やりたい人の挑戦を応援することで、自分自身の挑戦の準備(追体験)ができる
2)一緒に達成感を味わうことで、幸福度のおすそ分けが得られる
3)自分が挑戦するときに、助けてもらえる仲間が得られる
などなど。
いやあ、最高ですね。
ということで、やりたいことが見つからない人は、すでに挑戦したいことがある誰かを応援する。
これ、お勧めです。
③移住ドラフト会議は、「やりたいことがある人」との出会いの宝庫
さあ、そこで、移住ドラフト会議です。
この場の全12球団は、各地域の中で「街を、こうしたい!」「この島をこんな場にしたい!」というミッションとビジョンを持った暑苦しい人間たちの見本市みたいな集団です。
ローカルに移住した先のライフスタイルが見えない人にこそ、ぜひぜひ、挑戦していただきたいなと思っております。
そして、クラウドファンディングにご協力いただくというスタイルも!
ということで、本日の格言。
「やりたいことを常に真剣に探せ。やりたいことが無いうちは、やりたいことがある人を真剣に応援しろ」
以上。
鹿児島リーグコミッショナーの永山でした!!