2019/03/09 17:56

レポート①

 実行メンバーの馬場愛子です。

 

クラウドファンディングにご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。

 

私が成澤さんのお話を初めて聞いたのは昨年の11月29日でした。SNSで存在は知っていましたが、実際にお会いする成澤さんは私が持っていたイメージとは全く違う方でした。

 

一言で言うとハンディを全く感じない。とんでもなく明るい。とんでもなく早口。前に立ち堂々と早口で話をされる姿は、今まで見たどの経営者よりも力強く、聞いている私たちの心を揺さぶりました。

 

それは「パラダイム(世界観)が転換する時間」でした。成澤さんの話を聞いた人は世界観が変わる。いえ、変わる所ではなくひっくり返る。

 

「ひきこもっていては、ろくな仕事につけない。」本当にそうなのだろうか?

「障害があっては、作業所以外の就職の道は無い。」本当にそうなのだろうか?

「いちど病気を持ってしまっては復職は難しい。」本当にそうなのだろうか?

 

「大丈夫です。どんな人だって働きます。あなたが僕に合わせなくていい。僕があなたに合わせます。どんな人だって働ける。僕はそれを信じている。」

成澤さんはよくとおる澄み切った声でこう言いました。

 

その11月の講演会の時に、私は保護者の立場でパネルディスカッションに参加をしました。そこで、私が現在運営している週に1日のフリースクール「ギフト」の話をしたときに、成澤さんがぽろっと「僕、本当は子供向けのプレゼン教室がしてみたいんですよ」とおっしゃっていたのです。

 

私には10歳の息子がいます。0歳のときに脳炎にかかり「後遺症が残るかどうかは成長してみてみないとわからない」と医者に言われました。これまでの10年間、息子の可能性を信じて、その教育環境を模索してきました。

 

「ギフト」という活動もその一つで、人が本来持っている「ギフト=才能」を伸ばすための良い講座や大人はいないだろうかと、いつも探していました。そんな私にとって、成澤さんの「プレゼン教室」のお話は他でもない提案でした。

 

私は、次回成澤さんが延岡に来られる機会があったら、「子どもむけのプレゼン教室」を企画しようと心に決めました。

 

 

(次回「②に続きます)