2021/03/02 18:00

大変ご無沙汰しております。
去る2月16日に、CornLandHOKKAIDOメンバーが集まり、今後の活動方針について話し合いを行いました。

しろみつとろきび出荷終了後にも何度か実施を試みたのですが、
江別市内でもコロナ感染が広がってしまったりと、慎重な対応が必要な場面も多かったのですが、
ようやく感染者数も収まりつつあり、
マスク着用、体温測定、換気、距離をとって、など充分に気をつけて、初めてメンバーが集うことができました。


初めての会議、とあって、少し緊張気味でスタートしましたが、
だんだんと打ち解けて、活発な意見ディスカッションに。
集まって頂いた生産者は20〜40代、「江別のために何かできないか!」と願う次世代を担う方々が、滝さんの「この指留まれ」に結集できたことがとても嬉しく、
これも昨年皆様の温かいご支援があったからこそ。と感じております。

活動方針のテーマは以下の3つです。
(1)生産者での取り組みについて
(2)地域での取り組みについて
(3)消費者との取り組みについて


(1)生産者での取り組みについて
「世界一のとうもろこし産地」となるために、グローバル水準でのコーン栽培を目指して、
様々な栽培認証取得に向けた取り組みを!
メンバー間での情報共有や、それぞれの土壌環境に合わせて、農薬や化学肥料を自然の何かに置き換えていきたい。といった意見がでました。
CornLandHOKKAIDO事務局としても、そうした認証取得のサポートや行政への施策提案なども実施していきたいと思います。


(2)地域での取り組みについて

農家自身が栽培に気を遣うだけでは解決できない問題として、

「水源」の話題となりました。

地域住民が排水している川が汚れると、その水を使う農作物にも影響が出てしまう。

でも「エコ」というだけではなかなか協力はしにくいけれど、

農家以外の地域の方にも、「江別が美味しいものを作っている」という自慢にしてもらい、

自分達が食べる野菜が美味しくなり、健康に繋がれば、医療費も削減でき、イイコトばかりと思えるはず。


(3)食べる方との取り組み

地域の方や地域貢献含め、食べる方に、よりリアルな想いや取組を伝えたい。


そのために、「収穫祭」を実施したい!

これまで様々なところで実施してきたようなただの収穫体験、というだけでなく、農家が苦労しているような厳しい作業を味わって頂いたり、料理をするとか、レシピを考えるとか、何かを感じて考えることができるようなものが必要。

昨年は、コロナによって様々なイベントも中止になってしまったが、だからこそ、外で子供も大人も楽しめるような場づくりができれば、よりこの活動を知ってもらえるのではないかと思う。



【事務局から皆様へ】

昨年は返礼品としての産地BBQ実施ができませんでしたので、

今年秋には、CornLandHOKKAIDOとして大々的に収穫祭の開催に向けて準備を進めていきます。

日時や概要、参加方法などはこれから詳細を詰めていき、内容が固まり次第、皆様へご案内させて頂く予定ですので、お楽しみにお待ちください。


(追伸)

また、今年このCornLandHOKKAIDOの取組成果が実り、地域のコーン生産者にとってとても嬉しい出来事がありました。

この内容についてのご報告は次回活動報告に。


「」内は、CornLandHOKKAIDOへの参画理由を伺いました。

松本農園 松本敦裕さん
「コーンは3年。もっとコーンについて勉強したい。」

佐藤農園 佐藤究弥さん
「若い人たちでのブランド作りが楽しそう!栽培は米と麦。勉強もしたい」

THA芝木農園 芝木達也さん
「時代にあった品種やニーズ、販路づくりを目指したい」

澤田農園 澤田浩幸さん
「有名な野菜ができたら面白い、一緒に新しい販路づくりをしたい」


芝木農園 芝木徳也さん
「コーンは60a栽培。コーン交雑問題にも関心あり、どんな集まりかが気になりました」


野村ファーム北海道 佐藤統括マネージャーさん
「地域貢献で何かをしたい!」


はぎらわファーム 萩原利彦さん
「コーン1ha以上栽培。 滝さんのブランド化を勉強したい」


桑原農園 桑原 浩さん
「若い人たちで江別を盛り上げるのがおもしろそう」










(リモート参加)宮川農園 宮川 豊さん
「自分の野菜もより広く知って欲しい。輸出のきっかけになれば!販売も広げたい」


TakiFarm 滝 大洲さん
「メンバーの皆様と色々学びたい」

撮影協力 江別市在住フォトグラファー 保苅徹也さん
「カメラマンとして何かご協力できることがあれば!」


滝農園 滝 一芳さん
「自由な発想で何かに縛られることなく、江別の若手農家さんたちが頑張っておいしいものを作っていることをもっともっと広めたい」