西山動物園では1984年に日中友好のシンボルとして北京動物園からアオミミキジの寄贈をうけ飼育を開始し、これまで継続して飼育してきましたが、2010年にメスが死亡し、オス１羽での飼育が続いていました。

西山動物園の職員が会議のため熊本市動植物園を訪れた際、複数羽のアオミミキジが飼育されていたため相談したところ、貸出可能とのご回答をいただき、繁殖を目的として雌雄ペアで借り受けることが決まりました。

2016年3月9日にペアで来園予定でしたが、移動日直前にメスに病気が判明したため、オスのみが鯖江に来園しました。

現在は非公開施設におりますが、新しい環境にも慣れ元気で過ごしています。

今回の熊本地震により、熊本市動植物園も大きな被害を受けたと聞きました。

今はただ、被災された皆様の１日も早い復興をお祈り申し上げる次第です。

鯖江市としましても、お手伝いできることがあればできうる限り協力させていただきたいと考えております。

西山動物園のアオミミキジ