2020/07/30 00:00

感染の脅威にある難民キャンプの女性たちや困難な状況にある人々を支援するため
6月19日から始めた新型コロナウイルス緊急支援クラウドファンディング。

いよいよ本日が最終日となりました。23時59分の終了まで24時間を切りました 。
これまでご支援、ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

本日は本クラウドファンディングを担当した、
スタッフの神(じん)と、インターンの篠田より最後のお願いを投稿させていただきます。

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■インターン篠田より(スタッフ紹介記事はこちら

約一か月半の間、私たちの挑戦を応援してくださった皆様、誠にありがとうございます。お陰さまで、目標金額達成いたしました!

私はジェンダーの問題は、特に日本では関心度が低いと思っていましたが、
今回を通して、身近な人や多くの方がこの問題に関心を寄せていることが分かり大変うれしく思いました。

私は難民キャンプの女性を紹介する中で、過酷な状況でも希望を持って生きている女性が世界中にいることを知り、恵まれた環境にいる自分はもっと彼女たちのためにも声を上げなくてはと奮い立たされました。

コロナ禍により生計が立てられない、また暴力に悩む中でも、彼女たちは力強く生きています。このように支援を必要としている人はまだまだたくさんいます。目標金額は達成しましたが、皆さまからの支援が多ければ多いほど、多くの方を救うことができます。

ぜひ、クラウドファンディング終了まで応援よろしくお願いします。

■スタッフ神(じん)より(スタッフ紹介記事はこちら

いよいよ、あと24時間で終了です!
長いようであっという間のこの1か月半、皆様の応援やメッセージの数々が本当に心強く支えとなりました。

多くの皆様の、一歩一歩のご協力のつみかさねが、このように大きな支援となり、困難な状況にある人々に届けることができる、ということを身をもって知ることができました。
心から御礼申し上げます。

いったい「支援」とはなんだろうか、と考えることがあります。
私たちは、今支援を届けているけれど、支援する側ー支援を受ける側という、二極的な考えは何か違うのではないかと思っています。
普段、途上国に支援している私たち日本も、東日本大震災の時には、海外からたくさんの寄付やご支援が届きました。たとえば、イエメンのマラックちゃん(ストーリーはこちら)は、CAREから手洗いや感染予防策を教わりますが、支援を受けるにとどまらず、周囲に子どもたちにそれを教えてコミュニティの人々を支えようとしています。パレスチナの難民キャンプの女性たちも自らできることで力強く人々を支えようとしています(ストーリーはこちら)。

支援するとは、一方通行の「助ける」ではなく、「助け合いの輪」をつくることなのではないかと思います。

新型コロナウイルスは、これまでになかった世界共通の大きな課題です。
移動の制限により、人と人が容易に交流できず、生きづらい状況の中で、

それでも共に助け合うには、私たちは想像力をはらたかせ、
心の距離を近づけ合うことが必要なのではないでしょうか。

困難な状況にある難民キャンプの人々、女性たちのために、
そして世界に「助け合いの輪」をつくるために、あなたも一歩をどうか踏み出していただけませんか。

ご協力のほどお願い申し上げます。
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このコロナ禍は世界的に長期化することがわかっています。
衛生環境の整備や、感染予防、衛生習慣の啓発を行うと同時に
長期化するほど広がる経済的悪影響に対しての食糧配布、現金支給等の生活支援、
また第二波、第三波に向けた医療体制への支援が必要になります。

さらに、コロナの影響により、増大傾向にあるジェンダーに基づく暴力被害など、
困難な状況におかれやすい女性たちの支援も切れ目なく行っていく必要があります。

支援が一過性で終わることがないように。
あと数時間ではありますが、さらなる支援を行えるよう、多くの方にこの活動を広めて頂きたく、引き続き、ご寄付ならびにシェア拡散などで応援いただければ大変うれしいです。

「プロジェクトを支援する」から引き続き応援をよろしくお願いいたします!