2020/07/19 13:01

富士山噴火予測のために、国レベルでは、地震計やGPS受信点などの配備を行い監視活動がなされています。しかし山頂での観測や南東麓での監視観測は手薄であることを考え、本NPOでは、噴火予測監視に資する火山ガスの観測や地磁気観測の実証実験を開始しています。太郎坊において地磁気観測を行うために、先週ドローンをあげてセンサー・ケーブル・通信機器の設置の場所を調査いたしました。少しドローンを上げただけでも、霧に覆われてしまい真下が見えなくなってしまうぐらい、太郎坊は雲と一体化してしまうような場所です。大気化学の研究グループが多くの機器を設置している理由がこういったところからも理解できるかと思います。