2020/10/21 10:55

皆様のご支援のおかげで、御薬師様の修復が始まりました。

まずは、木地を覆う塗膜面を剥がします。



木地に漆、保護剤、金箔と層がありますが、木地に近い状態まで塗装を剥がします。



そして、欠損した手指を復元。



この後、顔の傷や首落ちの欠損部分も修復します。



御薬師様の面影を変えることなく、各工程それぞれ担当の仏師の方々が完成まで導いてくださいます。

この後は、乾燥と木地調整、その後に漆の工程。
集落の面々も委員会のメンバーにとっても、御薬師様は地域信仰の中心。

不在時にもお参りを続ける方がいます。

御堂に戻る、その日を目指して、修復は続きます。

また報告をさせていただきます!