2020/10/30 09:23

欠損部分や損傷部分を修復し、御薬師様は漆をまといました。

首の部分もすっきりと、さらに御顔の傷もなくなり、安堵されたような優しい表情の御薬師様。

衣のひだも実に美しく、この御薬師様を生み出した当時の仏師のこだわりが感じられます。

保護剤塗布や剥がし、調整を経て、次の工程はついに箔です。