2015/08/29 15:32

サクセスから4日目。
ここからは最終目標186万円に向けて展開です。近々、ストレッチゴールも発表いたしますので、引続きよろしくお願いいたします。

工房の織りの教室は、第1.2.3火曜日・土曜日に実施しています。

多くの人は「はたおり」と聞くと、あの、"鶴の恩返し"を思い浮かべ、障子の向こうで、見目麗しいニョニンが鶴の姿に身をやつし、優雅にパタパタやっている図を思い浮かべると思いますが、実はその「パタパタ」は機織り仕事全体のほん2割ぐらいに過ぎません。

 

糸を染め、その糸を巻く。巻いた糸を経糸(たていと)として必要な長さと本数にそろえる「整経(せいけい)」、織りたい密度に経糸を広げる「幅だし」、その経糸を巻き取って機にセットする「千巻き(ちまき)、」経糸の動きを決める「綜こう通し」、それに続く「筬(おさ)通し」・・・と、連綿と続く作業は、かなり地味で、しかも 男前です。

絵本やテレビなどで、この工程が紹介されることはほとんどありません。
織り機の種類によって多少やり方は異なりますが、「千巻き」などはかなり重労働。

写真(下)は千巻(ちまき)箱に、「幅だし」の済んだ経糸を括りつけているところです。
間に紙をいれながらしっかり巻いていきます。
紙をいれるのは、糸の張りを一定にするためです。
工房ではカレンダーやポスターなどをリサイクル利用していますが、昔は楮(こうぞ)に柿シブを塗った「渋紙」を使っていました。虫よけになったんだそうです。香ばしいいい匂いのする紙です。水にも強いので、型染めの型紙にも使われてきました。

夢を壊すようで申し訳ないのですが、 障子の向こうにほの見える、優雅で淑やかな織り姫の姿は、はっきり言って、み・か・け・だ・け。

ものごと、全てウラがござんす。そして、このウラが楽しいのです♡♡♡

さて、今回のプロジェクトで100,000円以上のご支援をいただいた方には、織り教室の受講料1年間分(入会金10,000円+月謝9,000円×12=108,000円)を無料にて、受講いただけます。
(※現在、教室に通っていらっしゃる生徒さんは、対象外になりますのでご了承ください。)

詳しくは本文をご覧下さい。

目指せ186万円!
引続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。m(_ _)m