2020/09/18 18:00


クラファンも残り6日。
石畳人口の4倍を超える皆様のご支援、重ねてお礼申し上げます。
金曜日担当の寳泉です。

完熟石畳栗の収穫も本格的に始まりました。
完熟石畳栗はこれから収穫する中生、晩生になります。
品種的には筑波、銀寄、石鎚などが中心で、どれも風味が良いのが特徴です。

 

今回は、我が家の栗拾いの方法を紹介します。

まず栗拾いの服装。
足元は長靴か地下足袋。帽子に上着は長袖で、虫刺されを防止します。道具はタナカゴ(腰籠)、栗拾い専用のゴム手袋の2点。さらに蚊よけブヨ除けに森林香を腰から下げておくと安心です。

次は拾い方。
私の園地は急傾斜地なので、拾い方として下側から徐々に上に登っていきます。ただ拾うだけの作業ですがコツがあります。まっすぐ上がるのではなく、園地を下側から左右行き来しながら拾い残しの無いように園地を徐々に上がっていきます。初めての方は、目の前の栗に気を取られ、あっちに行ったり、こっちに行ったり、鶏が餌をついばむように歩きがちですが、そうすると拾い残しが出てきます。栗は鮮度が命ですから拾い残しは禁物なのです。

それと我が家のオリジナルとして、栗拾いと同時にイガも同時に拾います。拾ったイガは、園内に設置しているドラムカンに入れて焼きます。イガには害虫の蛹がついているものが多く、これを越冬させないように、来年の虫食い栗のリスクをなるべく避けるためにこの作業をしています。最盛期に栗・イガ両方拾うことは大変ですが、収穫直後の園内は裸足で歩いても大丈夫ぐらいきれいです。(笑)

 

今年は、例年より若干収穫が遅れていますが、その分、デンプン質がぎっしり詰まった完熟栗が収穫できそうです。どうぞお楽しみに。クラファンもラストスパートで突っ走ります。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。