2020/11/11 12:09

こんにちは。平野工房です。 


前回 【鍛金のはなし】鎚目について の活動報告では、以下3種類の鎚目を紹介しました。

今回は、鎚目を仕上げるための「道具」についてご紹介したいと思います。 


❶ 「重ね円」文様の道具

『ふくふく』の鎚目でもある「重ね円文様」を施す際には、平らな金槌を使います。

一打一打丁寧に打刻し、円が重なるように仕上げていきます。 

「あらし」文様の道具

光沢が押さえられたマットな「あらし文様」は、細かな凹凸のある金鎚を使用します。

均一ながら自然体な文様を打刻するため、職人技の見せ所です。  

❸「さざなみ」文様の道具 

流れるようなラインが美しい「さざなみ文様」の仕上げには、縦線が入った金鎚を使います。

角度に気を使いながら、美しい流線に仕上げていきます。 


平野工房では、職人の手に馴染んだこれらの「道具」を使い、一打一打丹精込めて作品の仕上げを行っています。

銀のベビースプーン『ふくふく』も、熟練の鍛金職人が一本ずつ、真心込めて手づくりしています。

機械には真似できない、職人だからこそ成せる〈温かみのある自然な風合い〉をぜひお楽しみください^^ 


クラウドファンディングは残り9日 となりました!

引き続きみなさまのご支援をお待ちしております!!


平野工房