2017/07/31 22:03


支援してくださった皆さん、プロジェクトページを見てくださった皆さん、本当にありがとうございます。
むすんでひらいてのさくらです。

クラウドファンディングの期間も残り少なくなって参りました。
一つ一つの支援やSNS等でのいいね!、直接頂くメッセージなど、どれも私にいろんな感情を覚えさせてくれます。
純粋に嬉しいなあという気持ちと、しゃんと背筋の伸びるような気持ちと、これからのことにワクワクする気持ちと。

そんな今だからこそ、私の「むすんでひらいて」への思いを書いてみようと思います。

 

自分でいうのもなんですが、私は、すぐに幸せを感じてしまう楽天家です。
考え事は好きなのでよく小難しいことを考えていますが、基本的には何でも面白がってしまう節があります。
いろいろと面白がっているうちに、流れ流れて、地元の九州から遠く離れた新潟でお米屋さんをしています。

そんな私が、かなちゃんと出会い、まず共感したのは、『幸せのハードルを下げたい』という言葉。
とっておきの幸せも大切ですが、日々感じられるような手の届くところにある幸せを持っておくことも大切だと思うのです。
私は今まで、10年後、20年後のことを考えるとくらくらしそうになった日も、明日明後日のことなら少しわくわくして考えられました。
「明日の朝は何食べようかな」とか「今日は○○ができたからよかったなあ」とか、手の届くところや目に見える範囲の幸せに助けられることが多々ありました。
そのお陰で、自分にも他人にも優しくなれる瞬間がありました。
今までの暮らしがガラッと変わるようなこと、というよりは、「これならできるかも」「これなら今からやってみたいな」そう思えるような小さなことから始めていきたいと思っています。

 

「むすんでひらいて」で私が特に楽しみにしているのは、なんといっても、みんなでおむすびを結ぶ「おむすび会」です。
こだわりの”おむすび食材”をつくる生産者さんと共に開くおむすび会。
その土地の美味しいものを、その土地の魅力を実感しながらいただきます。

生産者さんを訪ねて、お話を聞いて、おむすびを結んで、食べる。
やっていることは本当に単純です。
でも、一緒におむすびを結んで、食卓を囲んだ後は、少しだけほっとした気持ちになります。
この瞬間が私にとって、幸せを感じる時間でもあります。

今まで何気なく食卓に登場していたものたちの背景を知ることで、今までと違う美味しさを感じることができます。

 

日々、目まぐるしい情報が流れる今、ぼーっとしているとついていけないような気がして焦ります。
自分の中に入りきらないほどの情報を浴びて、吐き出す、を繰り返している気分になることがあります。
それと同じように、食事もぼーっとしているとただの栄養補給になってしまい、楽しさや美味しさを欠くことがありました。

おむすびを食べながら、誰かのことを考えたり、思い出したり、今日の自分を振り返ったり、明日のことを考えたり…
そんな時間も含めて、「美味しい」が生まれるのだなあと感じると何だか安心します。
素材本来の美味しさや調理法で生まれる美味しさと同じくらい、食卓で背景などを思い出すことで生まれる美味しさも大事にしたい。
それを生むきっかけになるのが、生産者さんとの出会いであり、「おむすび会」という場との出会いだと思っています。

栄養補給だけじゃない食事の楽しみを知ると、日々「美味しい」の尺度が広がっているような気がします。
そして、それは言葉で説明できない。
場を通して、時間を共有して、同じ景色を見ることでしか伝えられないなあと思います。

そんなことをぼやぼや〜っと考えながら、おむすびを結んでいます。

 

『こうしなきゃいけないんじゃないか』『これがきっと最善だ』
そう思って進んできたことに陰りが見えると焦りと不安が生まれます。
そんな時に、ぜーんぜん関係のなさそうなことで、ほっとできる時間があれば、がちがちに固まった頭や気持ちをほぐして、もう一度想像を膨らませて何かを結びなおせる気がしています。

むすんでひらいて。

おむすびを結ぶことを通して、かちかちに固まっていた何かをほぐして、もう一度結びなおすことで、何かが開くんじゃないか。
そんな思いもこめて私たちが掲げている大切な名前です。

新潟で米屋をしている私も、日々「ああ、これでいいのか」「ああ、もうどうしよう」と思うことばかり。笑
それでも、例えばおむすびを結ぶなど小さな幸せがあるだけでほっとしています。
そんな時間をむすんでひらいてで作っていきたいです。

 

私の為に必要なこの時間を、いろんな人と共有できるかもしれないことにとてもわくわくしています。
あー、楽しみ!

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