2017/06/25 14:31

 

こんにちは!プラットチームの池田です。活動報告をご覧いただき、ありがとうございます。

今日からプラットチーム一人ひとりが、この活動に至った理由や思いをお届けします。それぞれが真摯に自分の過去や経験に向き合いました。

応援するかどうか迷われている方がいましたら、ぜひ読んでいただき、応援するかどうか決めてもらえると嬉しいです!

それでは、今日はわたし、池田のストーリーです。

 

▼プロフィール

池田春奈

趣味は読書とパン屋さんとコーヒーと本屋さんめぐり。

多くの子ども達に親でも先生でもない大人と出会える場を提供し、多様性を認め合いながら成長してほしいと願い、ダイバーシティ工房へ。プラットではマネージャーを担当。

 

▼一見平凡な家庭の中で感じた違和感。家庭や家族を支える第三者になりたい。

私は、小さい時から家庭での違和感を抱いて育ってきました。

両親、姉、弟と、一見平凡な家庭ではありましたが、姉と弟のように、自分のわがままを家庭の中で上手に伝えることが出来ず、なんとなく遠慮したり、いい子でいなきゃと考えたりするような子どもでした。

 

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中学に入り、周囲とうまくなじめず悩んでいた時も、帰宅した時には玄関の前で「泣かない」と決めて、無理に笑顔を作ってドアを開けるなどをして、過ごしていた時期がありました。

家庭は経済的な不便さがあるわけではなく、両親、姉弟とも決して仲が悪いわけではありませんでしたが、どこか自分の居場所や立場がわからなくなることも多くありました。

 

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そんなときに私の心の支えになったのは、図書室という居場所と図書の先生でした。

毎日、友達と関わらずに図書室に来ては本を借りていく私のことを、違和感なく受け入れてくれ、何気ない会話から、大好きな本の話まで、自分の言葉で安心して話をすることができたのは、図書室という場所と、先生がいたからだと感じます。

 

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高校生、大学生に上がるにつれて、1対1の人間関係として、家族と関わることができるようになりました。

しかし、大学生の時に父がうつになり、家族全員が、お互いにマイナスな感情ばかりを家庭の中でぶつけるような日々が続いた時がありました。

そのときに、「家庭や家族を支える第三者の存在が大切なんだ」と気づきました。

こんなにも簡単に崩れてしまう関係を自分たちだけで支えていくなんて大変なことなんだと、自分の経験を通して感じました。 

 

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そして、社会人となり、実家を出た今、人生の中で、一番いい距離間を保ちながら、本音で付き合うことが出来ていると感じています。

両親のことは尊敬していますし、大切に思っています。しかし、「家族だから一緒に居なきゃ」「家族だから全部話さなきゃ」そんなことはないんだな、と改めて思っています。

 

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だからこそ、自分の生まれ育った千葉県市川市で、こどもも、大人も、だれもがのんびり居られて、家族をお互いに支え合えるような…そんな、あったかい場所を作りたい。

いろんな人と出会いながら、それぞれがのんびり過ごしつつ、明日への希望を少しでも感じられる場にしていくことが私の夢です(^^)

▼ご支援はこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/32467#return__section

 


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