2020/10/07 18:57

まいど。NPO法人Reジョブ大阪の中の人です(笑)

このクラウドファンディングは、高次脳機能障害や失語症のある方たちが出演したり実行委員になったりして文化祭を開こう!というイベント資金の一部を集めるためのものです。

今日は、リジョブが発行した本『言語聴覚士のお仕事』をリターンに追加したので、そのお知らせです!

リターンはここ

https://camp-fire.jp/projects/325228/backers/new?id=498012

私がくるみさん(リジョブの代表理事、言語聴覚士の西村紀子さん)に会ったのは、数年まで、某勝間塾に在籍中「くるみさんが東京に来るって。会わない?」と友人の某ゆきぞーさんに誘われた時。大阪では自分の家を開放し、数日に一回は塾生を集めてイベントを開いていました。なんかもう、なんていうか、落ち着きがない、わちゃわちゃした人(笑)という印象。話している途中でも何かを思いつくと、気持ちも体もそっちに行ってしまうので、最初は正直、この人とはゆっくりしっかり話ができないなと思いました(笑)

↑自宅でのイベントの様子

↑朝食の時、突然音声入力を始めるくるみさん。この音声を本にするのです(笑)

↑私が大阪に行った時、「久しぶり」ではなく「ほんでなーーー」と話しかけるくるみさん

こんな調子で、いつもわちゃわちゃしてます。表紙の写真もそう。私が静岡に行った時、「あたしも静岡にいる!会おう!」と会った時。喫茶店ではなくホテルのロビーで打ち合わせ。落ち着かへん(笑)


あのなー、患者さんの手記を出したいねん

さて、しばらくして、私が文章術を教える仕事をしていることを知ったくるみさんが、「ブログの文章みてくれない?」と言ってきて、私はしばらく彼女に教えていました。そのころのくるみさんの文章は、熱量がすごくて、書いてある内容も素晴らしいんだけど、とにかくこの性格が現れていて、ころころ気分が変わるくるみさんの話をその場で聞いているみたいで(笑)

結論を最初に書くこと、ひとつの段落の中にはひとつの要点ということを意識すること、その段落同士がどういう位置関係にあるのか分かるような接続詞を段落の初めに持ってくること、最後にもう一度問いと結論を確認することなど(みなさん、ここ、メモしてくださいねw)教えていました。もともと書きたいことがある人は上達も早い。「量は質につながる」説が立証されました。ブログもあちこちで書いています。読んでみて~

NPO法人Reジョブ大阪サイト内blog

https://re-job-osaka.org/category/blog

NPO法人Reジョブ大阪アメブロ

https://ameblo.jp/re-job-osaka

言語聴覚士のお仕事

http://kurumin.jp/

さて、くるみさんがどんどん書けるようになったそんなある日のこと。「あのなー、患者さんの手記を出したいねん」と相談が。それが下川眞一さんの『知っといてぇや これが高次脳機能障害者やで』のきっかけです。

その後の苦労話はまた別の機会に、といいたいところだけど、詳しくは実際に本に書いてあるので、読んでや(笑)リターンにもあります。

https://camp-fire.jp/projects/325228/backers/new?id=490896

くるみさんを通じて知った脳の障害

私には、子どもの頃の発熱が原因で脳の障害を負ってしまった従兄弟がいました。つい数年前、施設での事故で亡くなってしまいました。妹の方が仲が良く、私とは疎遠だったのだけど、今思うと、もっと色々なコミュニケーションが取れたのかもなーと感じます。後悔は先には立たないが役には立つ。私はそう思っていて、そんなタイミングでくるみさんを通じて、高次脳機能障害や失語症のことを知った時、この障害者の困りごとがショックだったのもあるし、あの後悔を役立てる時が来た!と感じたわけです。

もし自分や、急に脳の障害を負ってしまったら、今の日本ではとても生きづらい。家族も大変だし、家族の自由を奪うかと思うと、とても怖いです。でも、実際にそういう人たちがいて、困っています。くるみさんは言語聴覚士として直に言語訓練なんかもしているけれど、なんかもっと広い意味で困っている人をみんなで支援したい、支援したいというか、普通に暮らしたい。そんな望みがあるようで、私はその望みに大賛成だし、私にできることはなんでもやりたいと思っています。


『言語聴覚士のお仕事』という本

さて、そんなくるみさんが「自分の書いてきたこと、書きたいことをまとめたい。kindleにしてどんどん出したいねん」と言ってきました。

「kindle出したいねん」と言うのは、共通語に直訳すると「有香さん手伝ってね」です。

今度は障害者の手記ではないので、簡単だと思ったのですが、これがまた大変でした。その苦労話は、本には載せていないのでまた別の機会に(笑) とにかく、このコンビが出した本『言語聴覚士のお仕事』が完成しました。

何が良いかって、表紙です。くるみさんや私が原稿の執筆や編集でくじけそうになった時、先に出来上がったこの表紙を見て、何回も勇気をもらいました。イラストが中身をひっぱる本なんて、多分、私たちの本くらいかもしれません。

言語聴覚士のお仕事は、シリーズ本です。5冊続きます。次回は高次脳機能障害の特集。当事者や家族さんにインタビューをして、ルポ+解説で書いていく予定。予定ですよ、予定(笑) 何しろくるみさんなので、ひょいっと「あ、こっちの方がいいと思わん?」と言い出しかねないのですから(笑)

冒頭で「この人とは話ができないな」と書いた私ですが、5年経って、くるみさんとお話するコツが分かってきました。くるみさんがこっちを向いた瞬間に集中して話をすることです。そしてくるみさんの気持ちがどこかに飛んでしまったら、「ま、いいか。きっといいことを連れて帰ってくるよ」とワクワクしながら、待っていること。その時に他の仕事をしててもいい。ただし、いいことを連れて帰ってきた時は、即動けるように体制を整えておくことです(笑) 思い返すと、私は、他の仕事もそんなことばかり。くるみさんと出会い、5年経って、自分は、そういうのが好きなんだと気づきました(笑)

そうそう、くるみさんは当事者の方たちに親近感を持たれています。注意の転導性については、今回の文化祭のゲスト、高次脳機能障害のある鈴木大介さんに「仲間感がある」と言われたそうです。

さて、そんなくるみさん、今日はどんなお話が湧きだすでしょうか。楽しみ。『言語聴覚士のお仕事』でも読んで待っていましょう。 

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