2016/05/22 21:14

レーには、街を象徴するようにユキヒョウの像がありました。

「会えますように」と願いながら、ユキヒョウ像の横を車で通り、東へ走ること3時間。

 

番犬と家畜の牛がユキヒョウに襲われたという街に到着しました。


いざ、野生ユキヒョウのもとへ。


と、気持ちははやるのですが、なんと、10歩あるくだけでも一苦労、、、

標高4,000mを越えていることもあり、動悸息切れが激しく、一気に年老いた気分でした。

酸素って、とても大事なんですね^^;

亀のようなノロノロペースで坂を登り、犬と牛が襲われた家にたどり着くと、

そこからすぐそばの岩陰にユキヒョウがいました。

 

下の写真は、ユキヒョウに襲われた傷で死んだ家畜の牛。

 

ユキヒョウは、写真の赤丸(↓)のところに捕えた犬を持ち運び、ここに留まっていました。

 

ユキヒョウが出てくるのをじっと待つ私たち。

犬を持ち去ったまま、一向にその場から動かないので、

現地のスタッフが少し近づいてみると、驚いたユキヒョウは崖の上へ。

 

さすがユキヒョウ。

 

太く長い尻尾でバランスをとりながら、大きな脚で軽々と登っていきます。

堂々とした動きが野生そのもの。急な崖もなんのそのといった様子でした。

亀歩きだった私とは大違い、、、(汗)

 

このまま逃げ去ったかと思いましたが、

捕らえた犬が惜しいのか、まだ家畜を襲いたいのか、この場を離れません。

崖の上から私たちの様子をずっと伺っていました。

 

つづく。