2021/01/29 17:34

山陰の冬には珍しい朗らかとした陽気だった今週の月曜日(1/25)、当院の高次脳機能障がいデイケアきらりのメンバーさんがドライブがてらバナナ農園予定地を見に来てくれて、片付け作業を手伝って下さいました。脳の病気をされた方の中には健康な人と同じように動ける人がおられますが、実は健康な人よりもはるかにエネルギーを使うことで同じように動いておられます。なので健康な人よりもとても疲れやすく、片付け作業は短時間でと思っていましたが、実際に作業をされると驚きの光景でした。誰に言われるでもなく、皆さんが連携して作業をされ1時間弱を最後まで元気に、そして手際よく取り組まれていました。まさに障がいに関係なく「昔取った杵柄」は健在であり、貧しい時代に幼い頃から畑の手伝いをしてこられた人たちのたくましさに感動するばかりでした。「障がいがあっても本来人間が持っている『生きる力』を自然と発揮できる」そんなバナナ農園を目指していきます!