2017/07/28 01:46

シングル部門とバトル部門のファイナリスト全17名が出揃いました。悲願のJAPAN FINALへの切符を掴んだDJや久しぶりの参戦となるベテランまで個性的なメンバーが揃いました。8/26(土)渋谷WOMBLIVEで開催するJAPAN FINALではこの中から合計2名のチャンピオンが決定します。みなさまのご支援、ご声援がこのDJたちの大きな力となります。日本から2年連続で世界チャンピオンを輩出するためにもぜひお力を貸してください!

【シングル部門ファイナリスト】

東海地区 : DJ RENA
8歳でターンテーブリズムの素晴らしさに魅力され、国内外のDJバトル大会に参戦。2016年には当時11歳の小学生ながら大人を押しのけDMCのシングル、バトル両部門でJAPAN FINALへの切符を勝ち取る。そのパフォーマンスは世界中から注目を受け、アメリカのニューオリンズで開催されたDJのグラミー賞「GLOBAL SPIN AWARDS 2017」のオープニングアクトを務めることに。初の海外遠征でありながらスタンディングオベーションを浴びた。15歳でDMC世界大会を制したA-Trakの最年少記録を塗り替えるべく、中学1年生の現在も学業と両立しながらスキルを磨き続けている。

北海道地区 : DJ SkYATCH
札幌を拠点に活動しているターンテーブリスト。毎週月曜日、すすきのDRIP CAFEにて開催されているスクラッチセミナー通称「ドリスク」で講師役を務める。「ターンテーブルは楽器」と言う考えに感銘を受け、スクラッチという演奏法を駆使して、様々な楽器と共にフリージャムセッションにも参加。また、オープンターンテーブルを3台設置するイベントfrottageにレギュラー出演するなど、札幌スクラッチシーンの最重要人物である。

東北地区 : DJ WA-TA
秋田県出身。DJの知り合いもストリートカルチャーも無い地で育ち、全くのゼロからキャリアをスタート。数々のバトルに参加して結果を残すも、現場で一切プレイする事なく一人スキルを磨き続け、完全独学でターンテーブリズムを身につける。またWAZGOGG名義でトラックメーカーとしても活動、戦極MC BATTLEやラッパーにビートの提供をおこなっている。DMCには2013年から出場を続け、今年念願のJAPAN FINALへ出場を果たす。純粋に自身が楽しんできた音楽を引っ提げ、晴れの舞台に挑戦する。

関西地区 1位 : DJ FUSE
レペゼン大阪。15歳からDMCに憧れスクラッチ、ジャグリングに没頭、ターンテーブリズムを追求することに。ジャンル問わず様々な音楽を独創的な感覚で表現している。DJ Besshon名義ではDMC JAPANのフィナリストや、数々のDJコンテストで結果を残すも2017年に心機一転DJ FUSEに改名。今後の動きにも注目が集まるターンテーブリストの1人である。

関西地区 2位 : DJ REIKO
1995年にDJ活動開始。様々な現場で経験を積む一方、ソウルやファンクのレコード収集に熱を注ぐ。その後、DJとして腕に磨きをかけたい一心で2011年にDJ $HINに弟子入り。スクラッチやビートジャグリングに夢中になり、ターンテーブリズムの虜に。2014年からはDJバトルにも参戦。Monster DJ BATTLE、New Trick DJ BATTLE、GRIND DJ BATTLE等で好成績を納めるが一歩及ばず。しかし2017年には遂にKAMIKAZE DJ BATTLE優勝、さらにDMC関西予選ではグルーヴ溢れるファンキーな選曲とスキルフルな構成で代表に選出。1990年より続くDMC JAPAN史上、初のシングル部門女性ファイナリストとして出場が決定した。

 

【バトル部門ファイナリスト】

DJ FUMMY(ディフェンディングチャンピオン)
15歳でDJを始めて以降、国内のコンテストで数々の優勝を勝ち獲ってきたDJ FUMMY。2013年のDMC JAPANでは念願のシングル部門チャンピオンに輝きWORLD FINAL出場を果たすなど、まさに名実ともに日本を代表するターンテーブリストとなった。バトル部門参戦となった2016年には日本代表として世界2位という結果を残すも、その向上心はとどまることを知らない。立ち振る舞いから曲の構成、テクニックなど全てにおいて創造性や躍動感に溢れ、独特のセンスとエンターテイメント性を併せ持つ現代のサムライターンテーブリスト。

DJ DOM-AUTO
2000年に師匠であるDJ TERUのプレイを見てターンテーブリズムに魅了される。数々のDJ大会に出場してスキルを磨き、両利きスクラッチをジャグリングに取り入れるスタイルを築き上げる。同時にターンテーブリズムの拡大のため広島にDJスクールの SDC.(ScratchDelightsCo.)を立ち上げ、講師としても活躍中。現在開催されている2017年度のDMC Online DJ Championship ではROUND2を2位通過。優勝者はWORLD FINALの舞台に立つことができる最終ステージへの進出が決定している。誰もが認める国内随一のスキルを武器に頂点を目指す。

DJ Doon
1999年よりアフリカの民族楽器ジャンベを始める。その後、打楽器奏者として2002年まで関西を中心に活動。京都で重金属打楽器奏者スティーヴ エトウと共演した際にドラム缶を打楽器に見立てて演奏する独特の奏法に大きく影響を受ける。2004年に和太鼓グループ鼓童の元メンバーである佐藤隆司に師事、和のリズムの歴史から太鼓のバチ作りまで幅広く教えを受ける。2016年にDJ Doonの代名詞とも言えるターンテーブルを和太鼓のように鳴らすオリジナル奏法を身につける。学習塾「くばと塾」を経営しつつもDMCシングル部門3予選にエントリー。その全てで上位入賞するものの、紙一重の差で果たせなかったJAPAN FINAL進出をバトル部門で勝ち獲った超個性派ターンテーブリスト。

DJ Makoto
京都府出身。高校生でターンテーブルを購入して、地元の先輩DJの影響でスクラッチ、ビートジャグリングのスキルを磨きはじめる。2015年にDMCに初挑戦。2017年にはGRIND DJ BATTLE season2 vol.5で優勝を果たして決勝大会に進出するなど様々な大会参戦によるスキルアップを経て、DMCバトル部門でJAPAN FINALへ初進出。DJ歴は4年と浅いものの、ジャグリングを武器に自らの限界へ挑戦する。

DJ 諭吉
埼玉県出身のターンテーブリスト。小学生の頃にHIP HOPにのめり込み、15歳よりDJ活動を開始。90年代から2000年代初頭のUSターンテーブリストたちのMr.SinistaやRoc Raida、The X-Ecutionersのメンバーなどに強い影響を受ける。独学でジャグリングを学び、手数、音数の多いルーティンを得意とする。デジタル化が進むなかでもアナログプレイにこだわり続け、限られた条件の中でも勝負できることを証明するため、3年ぶりのJAPAN FINALに挑む。

PACHI-YELLOW
埼玉県所沢市出身。2008年からDMCにエントリーをはじめ、2010年、2011年と2年連続バトル部門でJAPAN FINALへ進出している。2016年には関東予選で2位入賞。シングル部門でもファイナリストとなる。2017年からラッパー晋平太のLIVE DJとなる。またNONKEY、DJ SIONとFRESH!にて「ぱちいえろーとしおんのAhhhFRESH!DJ倶楽部」をスタートさせた。B-BOYスタンスを貫きエンターテイメント性を前面に押し出した超攻撃型ターンテーブリストがバトル部門で初の栄冠を目指す。

SATOYON
関西を中心に活動中のDJ。2011年DMC JAPANシングル部門ファイナリスト。東心斎橋club STOMPで開催されているアナログレコードに特化した玄人好みのHIP HOPパーティーSET IT OFF!!!を主催。VINYL BOYS名義で東京在住DJ 1anとsoundcloudでミックス音源をアップして過去にSAMPLING LOVEのブログで紹介されるなど高い評価を得ている。年末年始にはVINYL BOYS名義でミックスCDのリリースを予定している。

SENSE BEATS
PLANT RECORDS所属。98年よりDJを始める。スキルアップに専念するためにバトルDJとして活動、2004年と2005年にはDMC JAPAN FINAL進出を果たす。現在はレーベルメイトKIREEKの1stアルバム「ONE in TWO」での楽曲参加や、DJ YASAのアルバム「MIND ADVANCE」のリミックスに参加するなどトラックメイカーとして好評を得ている。また2015年にチェコで開催されたFreestyle Footballの世界大会「Super Bowl」のダブルルーティン部門にて、ALEG-Reへ楽曲を提供。音とスキルの融合に成功、見事ALEG-Reがアジア人初の世界王者となる。自身のオリジナルトラックやリミックスなどを使用したルーティンで久々のJAPAN FINALへ挑戦する。