2021/03/06 18:28

2021年2月27日、23:59をもちましてクラウドファンディングが終了となりました。

たくさんのご支援、ご声援、本当にありがとうございました。

お礼のあいさつが遅れまして誠に申し訳ございません。


私達の起業は、小さなまちの小さなところから始まりました。

小さな設備で、試行錯誤しながらの日々です。


ほぼ全てにおいて、足らないことだらけの3年間でした。

知恵を絞り、できる策をとりながら進んできました。

物事を始めるには、いろんな課題があります。

万全の状態で物事をすすめることなかなかできず、製造における課題はなかなか解決できないことが多くあります。


毎年、欠品、受注制限、受注停止。

全てにおいて優先順位と葛藤しながら決断していく日々です。

思い通りにいかない毎日。

それでも、掲げるVisionを胸に突き進んできました。


世の中と同じように、状況はとても苦しいことには私達も変わりはありません。

未来を想像し、どう生きていくか、どんな未来を作るか

そこだけを考えて、日々を送っています。


今後の計画は、醸造所を移転して醸造量の拡大ですが、製品の品質向上が大きな目的としてもあります。

製造するということは、必要な設備は絶対に存在します。

お金はかかりますが、必ず必要だから設備が存在します。


「移転計画は今後事業をすすめるためには、絶対に必要なことです。」

お客様に、美味しいものを届けることは永遠の追求になると思っています。

造り手の責任だと思います。

移転しても、まだまだ小さな醸造所であることには変わりはありません。

ここまで来るに当たり多くの人の助けをいただき、ここまでくることができました。

私達にできることは、ビールを通して還元することです。


「Do More Than Sell Beer  ビールを売る以上のことをしよう」

キーワードは、融合(Convergence)と循環(Circulation)です。

私達は、ビール製造しかできません。

地域にはたくさんの企業、人、資源があります。

強みを融合させてこの地域で、発展を想像しています。

大手企業のように資金や規模はありません。大量生産の時代も終わりました。

繋がりと融合で、今日までくることができました。その軸をこれからも大切に考えています。


循環は、事業における物資の循環です。

地球の変化は生活の変化となります。

自然が豊かな地域での産業として、さまざまな循環を考えています。

お金の循環もその一つです。地域経済の潤いは、私達に直結します。

ビールでは、酵母と麦芽カスはまだ利活用ができるものだと捉えています。


いろいろなことを、これかの時代にあった形で、無理をせず、人とつながり、一緒に笑って挑戦できることをして生きていきたいと思います。


そんな、5年後を目指していきたいと思います。


移転の計画は、昨今の状況から日々さまざまな見直しをかけています。

状況は茨の道です。

でも、進むと決断しました。


すべての人が苦しい状況の中、私達をご支援、ご声援頂いたことはこれから先、私達の糧であります。

感無量でございます。忘れることはありません。


多くの夢を、一つずつ形にして、これからも愛される醸造所にしていきたいと思います。

ご支援、ご声援、本当に、ありがとうございました。


AKARIBREWING Head Brewer

清部 直樹 / Seibe Naoki