2021/01/06 13:45

 ケニアから現状を知らせるレポートが届きました。

 HANDS職員の一人にボニスを訪問してもらったところ、他の2人のメンバーが最近布ナプキン製作に参加していないという現状が判りました。
 ボニスに訊いてみると
「2人のモチベーションが低くなってしまっている」
とのこと。

「マーケティングが難しいんです。布ナプキンをいくら作ってもどうせ販売ができないなら、2人の、縫製を練習したりする意欲も湧かないんじゃないかと思う。私たち3人だけでは打開策が見つけられないから、何かサポートが得られると良いんですが…。製造・販売の仕組みが出来さえすれば、2人ももっと積極的に関わってくれるはずです。」

 Niko Nikoプロジェクトで3人にビジネス基礎知識を身につけてもらうことの重要さを改めて感じました。

 また、グループ内だけでは問題解決の糸口が掴めないでいるところへ、原やHANDSの職員が訪問して新たな風を吹き込み、新たな視点を提供することが、きっとこの事業を成長させるだろうと感じます。

 せっかくボニスが丁寧に作成した布ナプキンが部屋に山積みで放置され、一方ではナプキンを手に入れられない少女/女性たちが地域に大勢いるかと思うと、歯痒い気持ちになります。

 あと一押しのサポートによって、欠けている歯車を補えば、この布ナプキンを少女/女性たちに届けることができ、また、ボニス1人が在庫の前で頭を悩ませるのではなく、グループ全員が協力しあって事業を進めていく姿が見られると信じています。

 これまでに既に支援をくださった方、ありがとうございます。皆さんからの温かい支援が、彼女たち、地域の少女/女性たちのために役立っていくところを、是非見守ってください。そして、皆さんの知り合いの方々、フォロワーの方々に、このプロジェクトについてお伝えいただけたら、本当に大きな助けになります。

 支援しようかどうか、まだ迷っており、この活動レポートを読んで下さった方も、ありがとうございます。現状を知って、支援してみようという気持ちになっていただけましたら幸いです。