2021/06/04 14:00

首都ナイロビの2度目のロックダウン規制が解除になり、5月19日、待ちに待ったナイロビスタディーツアーが実現しました。参加者はボニスとカロライン。HANDSからはコーディネーターのエマニュエルが同行しました。ケリチョーから2泊3日借りたタクシーで、ナイロビ名物の交通渋滞の中でも予定していたRAHA KENYAさんの製作現場訪問と問屋回りを効率よくこなし、晴れ晴れとした表情で皆無事に帰ってきてくれました。

このスタディーツアーの目標は2つ。RAHA KENYAさん訪問では、国際市場レベルの品質の製品を手に取って感じ、それを可能にする縫製技術を同胞のケニア人のテイラーさんたちがどのような努力で達成し維持しているかを知り、ボニス達の商品の具体的な品質レベルを決めることができるようになる、ということ。そして、問屋回りでは、防水布をはじめとする生地やその他の材料の仕入れ先を数店選び、自宅からでも仕入れができるように関係づくりをするというものです。

下の写真はRAHA KENYA製作現場での様子です。左、ジョセフさんに製品の説明を受けるボニス(左)とカロライン(右)。右、ボニスの作った布ナプキンのサンプルを見せて、ワンボーイさんにアドバイスを受けるカロライン。


写真下は、ナイロビの問屋街を訪れ、Kitengeと呼ばれるアフリカ布を手にしたボニス。

ボニスとカロラインは、このナイロビスタディーツアーを実り豊かな体験としてくれただけでなく、ケニアでも彼女たちを支えてくれる人たちと出会う貴重な機会としてくれました。

今後の予定:ミシンのボニス宅への搬送。新しいミシンを使用した縫製研修。(HANDSケニア)