2021/05/22 18:00
今回は昨日の前編に引き続き、チュエベル代表にインタビューして参ります!

昨日のインタビュー記事はこちらから
チュエベル代表インタビュー(前編)-チュエベルに秘めた想い、男性なのになぜ女性向けにサービスを作るのか聞いてきました-


-昨日に引き続きよろしくお願いします!-

よろしくお願いします!

-『Tu es Belleに込めた思いは自己肯定。』
どうして自己肯定という言葉を選んだんですか?

1番最初は「自信に寄り添いたいな」と考えていたんです。


でも、自信はあるけど自己肯定が低い人が結構いるなと感じていて、
自己肯定が低いからこそ自信があるように見せているのかなと僕は思いまして。

僕は自信って2パターンあると思っていて、実績みたいな時間をかけて行動することによって生み出されるものと、弱みを隠すために取り繕うもの

対して自己肯定って、なんかすごい実績とか誇れるような過去が無くても、
誰でも意識を向ければ上げることができるんじゃないかなっていうのが僕の中であるんです。

今までの実績とかって、ぶっちゃけ出来る人出来ない人が生まれちゃうなと思っていて、その人自身のハードルが高かったら、自信って一生生まれないかもしれない。

けれども、自己肯定って自分と向き合って自分を認めてってベクトルが完全に自分になるから、自分を認めてあげればいくらでも上げることができるんじゃないかなっていう僕の中の仮説のもと「自信」から「自己肯定」っていう言葉に変えました。

-心にグサッと刺さってきますね。
-香りのプロダクトを選んだ理由はなんですか?

遡ると去年の8月に会社を設立しまして、9月に旅のプラットフォームを作りリリースしたんです。旅のプラットフォームというものは例えばインフルエンサーが旅に行って、旅先で食べたものだったりとか行った場所をライブ配信で届けて、ユーザがそれを見てネット上で購入したり、予約するというようなものです。

その中で工芸品や食べ物とかを地方の企業さんに営業して、販売代行していたんですけど、実際に営業してると、実物の商品のほうがすごい反応が良かったんですよ非常に。地方のメディアに取り上げられたりだとか。

プラットフォームって目に見えないものだから、軽く話を聞かれたりすることがあって。
そういった背景もあり、実物の商品を持っている人のほうが信頼がわかりやすいなと感じまして、最初は営業をしやすくするという目的で、実物商品を作ることに決めました。

そこで、20代前半から後半の女性が好むものを考えていた時に、
チュエベルのプロデューサー妹尾ユウカに聞いたら、

「香りものがいいんじゃない?」ってなって、

ご当地の香水を作ろうってなったのがきっかけです。

そこから旅の要素がなくなり、香水よりも日常使いができるプロダクトということとご時世を考え、香り付きのハンドスプレーチュエベルを着想いたしました。


-現代にピッタリなプロダクトという声も寄せられてますよね!
-Tu es Belle を使う人がどんな姿になってほしいですか?

今までは、DiorとかCHANELのような有名ブランドのようにTu es Belleを身に着けて使うことで、気分を上げて、自信に満ちあふれた人になってほしい。

と思っていたんですけど、
Tu es Belleのプロジェクトを進めていくにあたってそれが変化しました。

Tu es Belleを持つことによって少しでも安心ができたり、使うことによってTu es Belleを使っている自分に優しい気持ちになれるような、

現代社会の中での苛立ちやあわただしさから開放されればいいなと考えています。


-ふと気になっていたのですが、最近では香水を付ける男性が多い中で、ターゲットを女性に絞った理由はなんですか?

そこは、自分の中の議論でも出たんです。
ユニセックスの香水ブランドが少ないなという。

ジェンダーレスの動きがある中、香水とか化粧品業界では、
がっつり性別によって区別しているなと思ったんですよね。

例えば、僕が百貨店に行くとどんな香りが好きですか?」
みたいなことよりも先に、「プレゼント用ですか?」って聞かれるんですよ。
あとは、「男性用ですか?女性用ですか?」とか。

そこに結構違和感は感じていて、僕自身非常に甘い香りが好きで、
女性が好むような香りが結構好きなんですよ。

同じように違和感を感じてる男性って結構いるだろうなと思っていて。。。


それで、男性でも甘い香りだとか、女性でもさっぱりした香りが当たり前につけられるプロダクトを作ることも考えたんですけど、このTu es Belleにおいては、実体験である元カノを非常に強くイメージしてやってみようという、まあ1つの試みではありますね。

なのでこのブランドに関しては女性に向けて。
でも、今後もしかすると全然ジェンダーレスを謳うようなブランドに変わる可能性もあります。

-確かに、私の友達でも同じような疑問を持っていますね。。。
-最後に今後の展開を教えてください。

Tu es Belleの1回目のクラウドファンディングは残り5日間の現時点で約124万円が集まっております。そして、合計217名の方々に先行予約して頂きました。ありがとうございます。

Tu es Belleは今後、フレグランスハンドスプレーのみならず、女性の自尊心に寄り添うために様々なプロダクトを作っていきたいなと思っております。

プロダクトのみならずサービスであったり。あとは記事であったり。

例えば、プロダクトであればユーザさんと一緒に企画したり、ユーザさんが好むような商品を作っていけたらなと考えています。

具体的にどういう商材かは、今後一緒に話し合っていけたらなと思っています。
これがTu es Belleとしての今後の展開ですね。


そして僕自身、このクラウドファンディングが1つの成功だなとは感じているので、
10日で100万円を集めたという実績をもとに
クラウドファンディングコンサルを行うことと
弊社と同じような右も左もわからないベンチャーに
ブランド支援をして貢献できたらなと考えております。

引き続きよろしくお願い申し上げます。