北海道、旭川の北部に位置する幌加内町朱鞠内。日本各地から、韓国、台湾、その他世界の各地から、新千歳空港から車で3時間以上かけ、大自然に囲まれ人里離れたこの地に人々はなぜ集うのか。それは、ここに東アジアの人々の歴史(過去)、今を生きる...
美しい朱鞠内で、戦時下、朝鮮人強制労働が行われていました。その事実は消し去るべくもなく、数多の遺骨という形で私たちに責任を突き付けてきます。眼を背けることも、逃げることもできません。 「笹の墓標展示館」は、日本の加害の歴史を伝え、犠...
「和解と平和への灯火へ」 「笹の墓標展示館」が再建されることになりました。「過去に眼を閉ざす者は現在に対しても盲目になる」との有名な言葉があります。「よきドイツ人はナショナリストではない」という政治家の発言もあります。 現在日本は徴用...
「唯一無二の展示館、再建を!」 2009年、市民運動でポーランド、ドイツの平和施設・史料館を見学した。アウシュビッツ絶滅収容所ではその悲惨さもさりながら、大量の資料の展示保存に驚嘆させられた。またベルリンでは、ナチスによる実に様々な被...
いま日本に暮らしていて、気持ちは暗然としたものになっています。第二次安倍政権から数えて現在の管首相まで、日本の政治がまっ暗であるのはもちろん、日本社会のほとんど隅々までに澱んだ空気が漂っています。終わりの見えないコロナ禍、それにオリ...