2021/03/21 14:32

2021年3月21日 最終日 活動報告 No.4

昨日までの多様な応援、本当にありがとうございました。
本日は、最終日となりましたので、リターンの内容を
プロジェクト最終時間のカウントダウンまでに、
伝えれるところまで伝えてみたいと思います。
No.4では

【4】
アート・デザインWorkshop講座
についてお伝えしてみます。



前回は、SDGsを踏まえたサーキュラー・エシカルデザイン、
色彩デザインの考え方についてお伝えしました。そうした順番を
追って、皆さまが思う、不便な事への問い、そうした問いを
色から表現し、次にもう少し具現化していく方法をお伝えするのが
今回のリターン【4】のアート・デザインWorkshop講座でした。

セミナー、講座の流れとして

1:SDGs12「つくる責任、つかう責任」=出来るだけ長く愛用する

2:長くい愛用できるように普段からの困り事を伝え合い問いかけていく

3:次に困り事の利用シーン(Life style)に応じて色で振り分ける

4:振り分けた事例のイメージ画像をピックアップし、振り分けてみる

5:自身が出した答えとの違いを互いに伝えあってみる




何故?そうした製品や、色が販売され、又、購入
したいと思うのか?の深層心理を紐解くステップ


相互理解の1ステップ

という風に、使い手の問いや普段から不便に思っていても
潜在的な意識のため表現しずらい思いを色や画像で伝える。
また、作り手も普段から作り手目線で見ていた問いを伝え
ながら、顧客の深層心理を理解していく。そんな問いかけの
場を創りながら、次回の協業先様との情報共有を行いながら
作り手と使い手の想いを汲み取り、共に創り上げる楽しみを
ご提供して行きたい。それが、今回のセミナーや講座の
リターンに取り入れた理由でした。上記の問いかけ方法を
簡易ステップで図解してみます。



例えば、まず、使い手の方が多様なスマホが出てきている。
でも、自身にあった、サイズや色を選ぶのか?機能を選ぶのか?
迷う。そんな便利なようで不便に思う問いがあった場合。

普段使っている場所や、用途、風景を思い出してみましょう。 



1:例えば、女性ならCaféやランチ会などで使う用途が多いとした場合

出来るだけコンパクトであり、スマホ本体の色は汚れが分かり
やすく、直ぐに綺麗になった事が判る「WHITE」。又は、
Caféで多い、コーヒーや紅茶の色が分かりずらい「BROWN」。
又は、もっと、多様な汚れは分かりずらいけれど、指紋などの
汚れは直ぐに分かる=ふき取る機会が多い=衛生的である
「BLACK」が上げられますね。
女性は異性から良くみられたい
意識が強いですが、昨今では、同姓から良くみられる事を意識
する方が多くなってきています。働き方が変わってきている
だけに清潔感と共に、収納しやすく、片付けが容易なアイテムや
色を好みます。もっと、明るい色を使いたい場合は、スマホケース
やビーズなどのデコルテツールを使って、より良く見られる
オプション品を好みます。


次に、考えられるシチュエーションとしては、旅先での風景を
撮影して、直ぐにSNSなどでアップする。
又は、仕事上の活動に
ついての報告として社外活動風景の写真、資料用の画像を撮影する
などが挙げらます。そうした活動は男性の方が、撮影担当になり
やすく、風景の写真を撮る機会が多いかもしれません。

その際、風景や被写体の色を正確に取り込む際は、ちらつく色が
フレームに入ると集中しずらい事からも無彩色系の色の方が良い

場合が多いです。また、男性がFashionとして活用する。自身の
トレードマーク的に使う以外は、知見の高いシャープな印象を
取引様に与えたい。また、控え目な自己主張をして営業にあた
る場合は無彩色を選ぶ方が多い=仕事で使うツールでの色遊びは、
会社勤めの方には取り入れたくとも難しい。という事が潜在的な
不便さである。そんな風にも考えられます。男性が良く観られたい
人は、仕事上の関係者と女性、両方に良くみられたい=頼れる男性
として見られたい時に「対象となる人」と、なります。

では、女性、男性のこうした深層心理を次に買い替えるスマホで
提案する場合、本体の色、機能性、サイズ感などをどう提供して
いったら良いでしょうか?

その時に考えられるキーワードが女性なら、他者から良くみられたい
シーンは?です。「家事」や「育児」のシーンが考えられますね。
母として、妻として頑張っているシーンに似合う色や機能を楽しみたい。


そんな場合は、コンパクトでありながら写真の機能が充実している
スマホが好まれますが、色を楽しみたい女性にはスマホと一緒に、
このスマホでしか購入できないスマホケースや、写真を撮る事が
多い場所に合わせた、スマホケースのフレームカラーの提案、取り
方教室などを一緒にsetするなどが挙げられます。そうした心理を
汲み取って、イベント開催が大手企業などでは行われていますね。
これが、顧客の深層心理を汲み取った販売戦略となります。


そして、男性の場合は、出張や営業回りなどが多い事からも
鞄の中に収納しやすく「出来る営業マン」として見られたいという
深層心理が働きます。
また、そうしたツールで整えると、出来る
人になれたような気持ちにさせるのが、無彩色の効果です。
決断力ある方は=BLACKを好む傾向がある、他者に安心感を
与える=WHITEは化学的にも安心感を与える色とされています。
グレーもまた、どちらの要素も取り入れている色である事からも
否定しない色=主張しない色です。

こうした事を踏まえると男性は、色は出来るだけ無彩色のモノ
トーンで整えながら、仕事に役立つ機能性、サイズ感を重視します。
ただ、プライベートの時には少しだけ遊び心のある色を取り入れたい
欲求も踏まえ、女性と同じような着せ替えのスマホケースでは、男性
らしい出来る人、拘りのある本物志向を伝える本革などのケースが気に
入られやすいなどが、挙げられます。

この場合は、新しいスマホの提案と共に、こうした拘りの製品を
創る場所で新製品の販売と講習会などがあると、購買意欲が上がり
ますね。これも大手企業などで行われる、販売戦略です。
(これまでの商談での経験による事例です)


そうした対話を実際に、スマホ以外のツールを使って、奥様、旦那様の
深層心理を一緒に、段階を経て問いかけながら伝え合い、なぜ?この
ツールが良いのか?を対話しながら、大手企業様のような販売戦略ではなく

本当に、使い手の方がちょっとした使い勝手や、販売されているケースの
Sizeは良くても、ここを少し改善して欲しい。んな小さな事業者だから
こそ、提案できるようなアイテムを皆さまと一緒に、作り手の方々の
お人柄も知って頂きながら、お伝えするブランドでありたいと思ったのが
今回のプロジェクトでした。


そうした思いを伝えるようにと、背中を押して下さった
本当に心から応援して下さった方々に、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。