2021/03/11 15:00

震災から10年が経過しました。
今日は、震災後にダイアログを東北で開催するきっかけを作ってくださった学校法人KTC学園広報 の伊藤潤さんから応援メッセージを頂きました。

「2011年春、「未来の見えない世界」が突然フクシマに訪れたとき、私や私の周りにいた高校生に光を示してくれたのはダイアログ・イン・ザ・ダークでした。

あれから10年。混沌とした“いま”を生きる子どもたちにも「対話の森」で未来を描いてほしい。ボクはそう思っています。」

震災後、福島の子どもたちと東京の子どもたちが対話した中で、「原発事故が原因で両親が喧嘩することが多くなった。人が対等に対話できるダイアログの暗闇を是非、東北に持ってきて欲しい」という声がありました。

「子どもたちが求めるなら」と、ダイアログの真っ暗闇を東北へと運び、お受けいただいたのが米国のフィッシュ財団と学校法人KTC学園さんでした。おかげで郡山でダイアログを開催、生徒の皆さんと暗闇をつくり、運営し、撤去までご一緒しました。
生徒さんとともに丁寧に暗闇をつくったことを、アテンドたちは今も昨日のことのように語ります。

先月は、実際に東北を訪れた目の見えないひやまっちが「みるということ」 をテーマに、KTCおおぞら高等学院の生徒300名超に向けて、オンラインで講演会を行いました。
郡山でお世話になった先生方とも再会。
このご縁をずっと大切にしていきたいと思います。
伊藤潤さん、ありがとうございます。