2021/03/21 13:51

にっこり匠の会は、宇陀松山の伝統行事「宇陀松山初えびす」を自治会と協力して伝承しようと集まった地元の職人集団です。最初は、「初えびす」というイベントを伝承することだけが目的でしたが、活動を続けていくうちに、まちおこしの重要性に気付き今では、毎月、まちおこしについての情報交換やまちおこしについての話し合いを持つようになっています。今回のドーナツ館の改修工事が低コストで、しかも、スピーディーに進んでいるのも、この「にっこり匠の会」の協力のお陰です。

 また、宇陀松山の伝統的住宅群保存地区の保全にも、職人集団が活躍していますが、この活動を維持するための次の一手として、職人の後継者を育成するための「シェアハウスを活用した新しい徒弟制度」を考案していて、近々、公開して、全国からメンバーを募集する計画です。

 このドーナツ館が、成功して、まちおこしの発信拠点となることを心から願っています。