こんにちは!OTAブックアートのスタッフKです。

9月2日、全6回で基本的な手製本を学ぶカリキュラム
「ヨンネ手製本講座 at OTAブックアート」の
和本編・洋本編がそれぞれスタートしました!

講師として植村愛音さんをお迎えしてのワークショップ。
午前は和本、午後は洋本のクラスを開講し、
代表的な製本の方法を習得していきます。


【和本編】


和本編では、6回のカリキュラムを通して計9冊の本を完成させ、
さまざまな和本の作り方を学びながら、その特徴を理解していきます。
はじめに「和本とは?」という基本のお話を聞いてからワークショップに入ります。

第1回で挑戦するのは、「巻子本」と「大和綴じ」の2種。
まずは材料選びからスタートです!





参加者は、完成のイメージを膨らませながら
紐と紙のコーディネートを考え、材料を選びます。
今回も、株式会社 竹尾 にご協力をいただいています!




巻子本に使用するクロス(布)も、その場で棚から取り出し
必要なサイズにカットしてもらいます。
材料選びで参加者のクリエイティビティに火が着く様子は
OTAブックアートのワークショップでは、お馴染みの光景となってきました!




お経や絵巻物などで知られる「巻子本(かんすぼん)」は、
とってもシンプルな構造ですが、自分で作った経験がある人は意外と少ないもの。
軸となる棒に和紙をくるくると巻きつけて、
立派な巻物の形になると、参加者からは「おお〜!」と喜びの声が聞こえました。




続いて挑戦したのは、「大和綴じ」という製本方法。
洋本とはまた違ったシンプルな綴じ方を体験しながら、
参加者のみなさんは、だんだんと和本の魅力に引き込まれる様子でした。




完成品を手に取りながら、こんな時に巻子本を使ったら面白いかもしれない…
といった活用のアイデアが自然と話題に挙がるのも、
和本ワークショップの面白いところ。
なかなか使う機会の少ない技法だからこそ、制作の幅が広がっていきます。


【洋本編】



午後のクラスは「洋本編」です!
まずはじめに、洋本の特徴や本の名称などの基礎を抑えてから
「一折中綴じ」と「折丁の多い綴じ」を学ぶための
簡単な習作を2種類完成させます。

こちらのワークショップも、まずはお楽しみの材料選びからスタート。
株式会社 竹尾 による用紙協力のもと、使いたい紙とクロスを探します。
参加者のみなさんは、サンプル帳を眺めているだけでも「ワクワクする!」と夢中に。
選ばれた材料の色や質からは、一人ひとりの個性が表れていました。




これから学ぶ全6回の製本講座の基本ともなる、
折丁の仕組みについて、手を動かしながら丁寧に習得していきます。
紙を切るという、簡単そうに見える作業の中でも
失敗しながらその原因を探り、次回へ向けて改善すべきポイントを
それぞれ見つけることが出来ました。





ワークショップ中は、ヨンネ先生から個々に細かいアドバイスを頂きながら、
自宅で作る場合の方法なども教えてもらいます。
特別な道具が用意できない場合に、身近なもので代用する方法も知ることができたので、
参加者のみなさんには、今後さらに気軽に日常的に製本を楽しんでいただけることと思います。





和本編、洋本編の2クラス合わせて、
この日は4種類の製本方法に挑戦しました。

ご参加いただいた皆様、講師を務めていただいた植村愛音さん、
そして、用紙のご協力をいただいた株式会社竹尾の皆様、ありがとうございました。


▼参加者の声▼
・和本は洋本よりもシンプルな構造が多く、サクサクと完成するので楽しかった!
・今まで触れる機会のなかった「和本」の面白さを知り、制作の選択肢が増えました。
・1回のクラスで2種類もの作品を持ち帰れて、満足感があり嬉しかったです。
・用紙やヒモ、クロスなどの材料を自分で選び、オリジナリティを出せるのが楽しいです!
・参加者の数だけ事例を見ることができるので、一人で作るよりも勉強になりました。
・分からないことはすぐに先生に聞けて、初心者でもついていくことが出来ました。
・同席されていた太田さんの、ドイツでのお話も聞けて興味深かったです。

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