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ワカメで恩送り 復興10年の節目に子ども達へ 気仙沼漁師たちから希望を届けたい

東日本大震災からもうすぐ10年を迎えます。震災直後は、想像を絶する被害に絶望しかありませんでしたが、様々な方のご支援と「応援しているよ」という気持ちに押され、ここまで来れました。その感謝を忘れず、今度はわたしたちが応援する側になります!皆様、子ども達へ希望を届けるため、ご支援よろしくお願いします。

現在の支援総額

771,500

257%

目標金額は300,000円

支援者数

88

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/17に募集を開始し、 88人の支援により 771,500円の資金を集め、 2021/03/15に募集を終了しました

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ワカメで恩送り 復興10年の節目に子ども達へ 気仙沼漁師たちから希望を届けたい

現在の支援総額

771,500

257%達成

終了

目標金額300,000

支援者数88

このプロジェクトは、2021/02/17に募集を開始し、 88人の支援により 771,500円の資金を集め、 2021/03/15に募集を終了しました

東日本大震災からもうすぐ10年を迎えます。震災直後は、想像を絶する被害に絶望しかありませんでしたが、様々な方のご支援と「応援しているよ」という気持ちに押され、ここまで来れました。その感謝を忘れず、今度はわたしたちが応援する側になります!皆様、子ども達へ希望を届けるため、ご支援よろしくお願いします。

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仲野水産様より協賛いただきました(3/9追記)

当社の取引先様である東京・仲野水産様より本プロジェクトへの協賛のお申し出を頂きました。

仲野水産様からはアジフライ(パン粉付き、揚げるだけの状態)をご提供いただきます。私たちの活動に共感して頂き、このようなお申し出を頂けますこと大変嬉しく、心より御礼申し上げます。


ネクストゴールにチャレンジします!(2/25追記)

2月17日にプロジェクトを開始致しましたが、皆さまからの厚いご支援をいただき開始5日目で最低ラインの目標としていた30万円を集めることが出来ました。心より御礼を申し上げます。

しかし、まだプロジェクト終了まで期間が残っています。

もっと多くの子どもたちへ、われわれ漁師だけではなく、ご支援くださいました皆様の想いが届きますよう、Next Goalの目標「勇気を出して100万円!!」に挑戦したいと思います。目標を達成した場合、約1,000食分の食材を子どもたちへお届けすることができます。

今回は、食材を届けることだけが目的ではなく、より多くの方に子ども達の置かれている状況を知っていただき、支援の輪を広げることも目標としています。  

引き続きの応援をどうぞよろしくお願いいたします。 

はじめまして。私たちは、宮城県気仙沼市で、漁業および加工、販売を営んでいる 株式会社さんりくみらい です。私たちは東日本大震災以前、それぞれバラバラに事業をしており、顔も知らない間柄でしたが、復興に向けた事業構想プロジェクトを通して出会いました。皆、事業内容や立場は違えど、地域の復興・発展を願い、三陸のおいしい海産物をみんなに食べてもらいたい、そして三陸を好きになってほしい、という共通の強い想いを持っていることがわかり、今の会社を立ち上げることにしました。

これまで連携することのなかった生産者・加工業者・仲卸業者がタッグを組んで、ダイレクトに消費者の皆様に、新鮮な海産物、そしてその加工品をより美味しい状態でお届けしています。

株式会社 さんりくみらいHP:https://sanrikumirai.co.jp/


東日本大震災はまさに未曽有の大災害でした。気仙沼市でも人的、物的ともに想像をはるかに越える被害がありました。また、気仙沼は海とともに生きてきた町で、日本有数の水産拠点ですが、市場、船、養殖設備、加工場など多くのものを失いました。

そんななかでも、地元漁師とその家族の結束に加え、他県の同業者の方の物資のご支援、また自治体からの財政補助など、様々なご協力があり、ここまで復興を成し遂げてきました。私たちはこの経験やこれまでの歩み、そして様々な方からいただいたやさしい気持ちを、未来を担う子ども達に繋げたいと思っています。今回、そのような想いを実行に移す手段として「こども食堂」「子ども支援団体」へ気仙沼の「ワカメ」をメインとした食材を届けようと考えました。この活動を通じて、支えあう気持ちやお互いを思いやる大切さを伝え、様々な方からのご恩を子ども達へ送りたいと思います。どうぞ、我々のプロジェクトのために皆様のお力をお貸しください。


私たちは、震災 10 年目の節目を迎えるあたり、震災後のご支援やご協力へのお礼も含め、何か未来につながることができないかと考えていました。そんな中、最近はコロナの影響もあり、TVなどで子ども食堂が取り上げられ、目にする機会が増えました。
食糧配布に並ぶ子ども達を見る度、震災当初に食べ物がなく、先が見えない不安で押しつぶされそうだった自分たちを思い出します。そのような状況で、食料や料理の支援を通し、

今回の恩送り先(支援先)は「子ども食堂にしよう」という想いに至りました。


ワカメ養殖は三陸を代表する漁業の一つで、生産量は日本一を誇ってきました。しかしながら、先の震災では我々の地域の養殖いかだは100%が沖に流され、500艇あった船も、残ったのはたったの20艇、海は瓦礫や土砂で埋め尽くされ、壊滅的な打撃を受けました。その状況を初めて見たとき「5年以上はワカメ養殖は出来ないだろう」と、多くの漁師が絶望しました。

しかし、ある日沖に流された船とメカブの残った養殖いかだが奇跡的に見つかりました。メカブからはワカメの種がとれるため、「地元の種だけでも、次の世代に繋ごう」と復興への希望の火が灯った瞬間でした。

その後は、ライバル関係で個別に漁業を営んでいたワカメ漁師100人が一致団結し、復興に向けて動きだしました。漁師たちの家族も総出で力を合わせ、想像以上のスピードで復興が進みだし、「5年と言わずもっと早く養殖が再開できるんじゃないか?」という想いも芽生え始めました。そんな中、今までワカメ生産の競争相手であった徳島県鳴門市の漁師をはじめ、秋田や青森など様々な漁業関係者の方からも厚い支援をいただきました。また義援金などを通じ、全国の方からの復興への力強い後押しがありました。

そのおかげで、なんと震災のあったその年には養殖を再開し、翌年には初収穫に辿り着けました。震災後初めて採れたワカメは感謝を込めて地域の方々に無償で配り、喜びを分かち合いました。5年は無理だと思っていたワカメ養殖ですが、皆が力を合わせ、そしてたくさんの方からの温かいご協力のおかげで、結果として最も早く復活を遂げた漁業の一つとなりました。いまでは震災前にも負けないワカメ養殖ができるところまで復興を遂げています。このような背景から“ワカメ“を今回の支援食材の中心にしたいと考えました。


我々の地域(階上:はしかみ)では、選りすぐりのメカブから種を採取し、種からワカメを育てることで、常に最上級のワカメを生産しています。(種から育てるという手法は三陸でも珍しい手法です)


ワカメ養殖は6月にメカブが胞子(種)を出すところからスタートです。種をロープに定着させた後、8月までは水深の深い場所に置き、水温や日光に気を配りながら、冬眠状態を維持させます。9月になると、水深を浅くしていき、日光に当てることで冬眠から目覚めさせます。生育が進むと、雑草ならぬ雑海藻も発生しますので、手作業で丹念に取り除きます。この時期は水温変化も激しく、台風などの天候にも注意が必要で、常に水温、栄養が最適で、安全な場所へ移動させる努力をしています。

 

9月後半以降は、3センチくらいまで成長したワカメをはさみで切ってロープに挟む、はさみ込み作業を行い、生育を続け、お正月明けからついに収穫が可能になります。収穫は早い漁師で朝4時から4時間ほどかけて行います。真っ暗闇の中でヘッドライトを頼りに、一本一本成長を確認しながら収穫します。収穫は4月末頃までほぼ毎日続きます。


陸に上げたワカメの株は、まずメカブ、元茎、ワカメの葉、枯葉の4つに分け、ワカメの葉はすぐに海水でボイル→冷却をし、適量の塩をまぶし、一昼夜かけて漬け込みます。その後、加工場へ持ち込み葉ワカメと茎ワカメに切り分ける“芯抜き”を行い、葉の部分を16トンもの圧力で脱水し、異物を取り除いたものが、“塩蔵ワカメ”です。旬の採れたてのおいしさを、余計なものを加えず閉じ込めてありますので、水で数分戻せば、ワカメ本来のおいしさを味わっていただけます。


以前、知人の漁師から協力を頼まれたことがきっかけで、一度子ども支援団体へ海産物を提供した経験があります。わたしたちにとって海産物は日常的に食卓に上がるものですが、提供先の子ども達は、なかなか海産物を食べる機会がなかったそうです。

普段食べられない海産物を前に、子ども達がとても喜んでいた様子を聞き、感謝のお言葉もいただきました。そこでより多くの子ども達に同じように食材支援を行い、笑顔になってもらいたいという想いを強くしました。

食材提供した時の子ども達の様子


今回皆さんからいただくご支援は、子ども食堂/支援団体へのワカメを中心とした食材支援及び、復興を通して得た経験や想いを伝えるための費用として、大切に使用させていただきます。具体的には、

・食材支援
・ワカメの養殖方法と調理方法など食育につながる冊子
・復興の歩み、どのような温かいご支援や優しい応援があったのかをまとめた冊子
・実際に私たちが想いを語る動画(Youtubeにて共有を予定)

を準備し、子ども達に笑顔になってもらいながら、私たちの想いを伝えたいと思います。支援食材はワカメを中心に下記のものを予定しております。

目標の30万円のご支援で300人(300食)以上の子ども達へ、食材支援を行える見込みです。

目標額以上のご支援が集まった場合は、
追加の支援品・支援先を検討し、全額を食材支援へ活用させていただきます。

上記に加えて、仲野水産様にご協賛いただきましたのでアジフライを支援先にお届け致します。
(3/9追記)


具体的な内訳は以下の通りです。
・支援する食材費及びその運送費
・冊子作成費
・広報費
・郵便/通信費
・リターン費用
・手数料

また、今回以下の団体様のご協力を得ながら、こども食堂/支援団体への食材提供を進める予定です(具体的な支援先については、決定次第随時更新していきます)

・NPO法人 STORIA 様

「貧困から連鎖」から「愛情の循環へ」というビジョンを掲げ、経済的困難を抱えたご家庭と、その子ども達へのサポートを行われています。保護者には相談支援(子育て・就労・食糧)を、子ども達には「生きる力を育む」ことを大切にしながら活動されている “子ども支援団体” です。
http://www.storia.or.jp/


・dattochi(ダットッチ)みんなの食堂  様

https://www.facebook.com/cafe.dattochi/

NPO法人 STORIA(ストーリア) 代表理事 佐々木様より、子どもの食を取り巻く現状や、食育/食事についての想いについてコメントをいただきました。 


NPO法人 STORIA 
代表理事 佐々木綾子様

<子どもの食を取り巻く現状>

新型コロナウィルスにより、就業時間の短縮や失業が相次ぎ、ひとり親や経済的困難家庭の状況はさらにひっ迫した状況が続いています。家庭によっては、親御さんの食事の回数が減っている、子どもはおにぎり1つで済ませている、炭水化物ばかりで野菜やお肉、魚はなかなか食べれないなどの話もあります。当法人でも、ご家庭へのサポートを強化すべく、昨年4月からは施設での活動の他、お弁当などの食糧支援を継続しています。コロナ禍が長期化する中で先が見えない状況が続いており、ますますご家庭への支援が必要となってきています。


<食育、食事の大切さ>

私たちは「食育」をとても大切にしています。参加する子ども達はひとり親家庭などが多く、多忙な親御さんと食事を共にできない子が少なくありません。また、様々な心労から精神的な病を抱え、ご飯を作れない親御さんもいらっしゃいます。そんな環境の中、地域のおじさん、おばさん、スタッフやボランティアの方々、そして友達と食卓を囲んで団らんする時間は子ども達の心を包み込みます。

また、ボランティアさんが作る手作りのご飯を通して、季節を感じ、旬の食材を知ったりと、人として生きていくために大切な「食」について学んでいきます。また、一緒に調理をすること、友達やボランティアさんへ料理をしてあげることで「料理が楽しい!」という気づきを得て、自然と自立に向かっていきます。


2021年2月17日:クラウドファンディングスタート
    │
 広報・PR、追加支援先探し
    │
2021年3月15日:クラウドファンディング終了

2021年3月16日以降:子ども支援団体/子ども食堂への食材支援開始、食品リターンを随時送付

2021年4月中旬以降:お礼状、活動報告、ステッカーなどのリターンを随時送付


①絆で応援コース
お礼状と活動報告、オリジナルステッカー(5,000円以上の方)をお届けいたします。お名前を弊社ホームページへ掲載させていただきます(希望される方のみ)

②気仙沼の名産品を食べて応援コース

「絆で応援コース」に加えて、子ども達に提供するワカメをはじめ、気仙沼自慢の海産物・加工品をお届けします。

ご支援額によりリターンの内容が異なりますので、詳細はリターン欄をご確認ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

震災当初、一番つらかったことは、今後どうなるのか?仕事はできるのか?一体どこに住めばいいのか?と先が見えず将来を展望できないことでした。そんな中、全国から見ず知らずの方々が、私たちに温かいものを食べさせたいと、お金と時間を費やし支援していただいたことは、非常に励みになりました。どこかで誰かが応援してくれている、と感じられることはそれはそれは心強くて、その応援があったからからこそ、今があると感じています。人にやさしくされた分、人にやさしくしたい、みんながみんなを支えらえる世の中になって欲しい、そんな風に思うようにもなりました。

子ども達に「応援しているよ」という気持ちが届いて笑顔になってもらえることを夢見て、活動したいと思います。皆様からの温かいご支援、何卒よろしくお願いします。

※本プロジェクトは『東北プロボノプロジェクト』が企画・サポートしています。

・本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

・ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援獲得のPRのために利用させていただく場合があります。

・Webページへのお名前掲載については、ご希望の有無をご支援時にお知らせください。
 (掲載可否をお尋ねする項目があります)

・子ども食堂への支援のタイミング及び方法については、コロナの感染拡大状況により変更になる場合があります。またそれに伴い支援者の皆様への活動ご連絡なども予定よりも遅れる可能性がありますので、予めご了承ください。

・「気仙沼の名産品を食べて応援コース」については、流通時期が限られるものがあるため、クラウドファンディング終了後、1か月以内を目安に発送させていただきます。

・お礼状、活動報告及びステッカー等については、クラファン終了後2か月以内を目安に送付いたします。

・食品には冷蔵品が含まれますので、発送前にご希望の配達日時をお伺いします。
 支援時にお伺いしたメールアドレス宛にご連絡させていただきますので、ご確認よろしくお願いいたします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 食材支援の進捗について

    2021/04/15 13:25

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • さんりくみらいです。約1ヶ月に渡ってのクラウドファンディングが終了致しました。当初目標額 300,000円 に対して 771,500円 が集まり、88人という大変多くの方から御支援を頂きましたこと、心より御礼申し上げます。支援額が確定致しましたので、各支援団体様と食材必要数の確定や、活動日程の調整を早急に行ってまいります。また、最終日近くに支援額が多く集まったこともあり、支援団体様も追加する方向で進めております。私たちが震災後に受けた御恩の恩送り。そして今回のクラウドファンディングで頂いた皆さまからの御支援のお気持ちを、三陸の海の幸とともにひとりでも多くの子どもたちへ責任を持って届けてまいります。プロジェクトの進捗は都度こちらの活動報告にてご報告させて頂きますので、引き続き見守っていただけますと幸いです。 もっと見る

  • さんりくみらいです。クラウドファンディングは明後日15日の23時59分まで。残りあと2日間となりました。おかげさまで60万円を超える資金が集まり、当初目標額の200%を達成しております。この度、皆さまからの温かい御支援が、さらなる御支援につながり、東京の『株式会社仲野水産』様より協賛のお申し出を頂きました。仲野水産様からは、特製アジフライ200パック(1パックあたり4〜5枚)をご提供いただけることになりましたので、ご報告させていただきます。ご提供いただく食材は当社が支援団体様と調整のうえで、仲野水産様より直接団体様へお届け頂きます。このように多くの方々と一緒に子どもたちへ想いを伝えていけることを大変嬉しく思います。クラウドファンディングは残り僅かとなりますが、より多くの方にご賛同いただきたいと思いますので引き続き応援宜しくお願い致します。末筆ながら、お申し出を頂きました株式会社仲野水産様へ改めてこの場をお借りして御礼を申し上げます。さんりくみらい もっと見る

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