2021/05/07 14:00

こんにちは!ファシリテーション事業部の工藤です。
一般社団法人Foraをご支援いただいている方からの応援メッセージ、第2弾です。

今日は、Foraの理事をしてくださっている、太田さんからのメッセージをご紹介します。

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【自己紹介】

株式会社ギア(編集工学機動隊GEAR) 代表「図書館と地域をむすぶ協議会」チーフディレクター慶應義塾大学講師(ネットワークコミュンケーション実践)一般社団法人 日本食文化観光推進機構 理事一般社団法人 Fora理事活字文化議員連盟「公共図書館プロジェクト」事務局長1965年(昭和40年)生。茨城県潮来市出身/和歌山県和歌山市生まれ。明治大学農学部農学科(応用昆虫学)卒業。イメージ・フォーラム付属映像研究所卒業。
高校理科(生物)教員等を経て、1990年、編集工学研究所(松岡正剛所長)に入社。雑誌・書籍・映像媒体などのメディア制作から文化イベントの企画・施行、企業のCI戦略から事業戦略、自治体の観光戦略・地域おこし、各種システム研究・開発など、編集工学を応用した企画・制作・研究・開発を担う実践チームGEAR事業部を統括する2012年に暖簾分けして株式会社ギア(編集工学機動隊GEAR)を設立。また、「図書館と地域をむすぶ協議会」を設立し、図書館を地域づくりの要として位置づけ、持続可能な地域社会モデルの構築に向けて全国を奔走中。(詳しいプロフィールはこちらを参照→http://eegear.jp/ohta_tsuyoshi.pdf)。


【Foraとの出合い】

2018年頃からですが、那須塩原市の黒磯駅前再開発事業として、新図書館「みるる」の準備をお手伝いしていた時に、最初の私に声をかけた建築設計チームのスタッフがForaのメンバーで、ぜひ紹介したということで、藤村くんに会いました。
とても若いチームで、教育分野、とくに高校生のキャリア教育に関して、熱い想いをもっているのが好印象でした。その後、Foraの組織的な再構築の際にいろいろ助言をするようになり、その過程で請われて理事に就任することになりました。


【現在のForaとの関わり】

理事という形で、定期的に理事会に顔を出して、経営や事業についての報告を聞き、必要に応じてアドバイスをしています。また、それとは別に教材開発や新規事業の企画、組織づくりなど、何かあるとその都度、相談にのっています。また、蔵前にある私の仕事場(蔵前猫股亭 縁人ルーム )を共有して、スタッフの打合せや 、ワークショップなどの準備に利用してもらっています。そういう意味では、 理事 という肩書ですが、家族 というか、息子や娘たちって感じですね(笑)


【Foraの将来性への期待】

SDGsが象徴的なように、世界的にポスト資本主義をめぐり、持続可能な社会への大きなパラダイムチェンジが起こっている中、 教育の重要性はますます大きくなっていると思います。
その中で、日本の教育分野は、私が深く関わってる公共図書館という生涯学習の領域も、将来を担う人材を育てる学校教育の領域も、物凄く遅れているのが現状です。そこでForaが意識高く取り組んでいるキャリア教育や、「探究学習」をステージとした意識改革の意義は、頗る大きいと思います。


【Foraの今後の課題】

一番大きな課題は経済的な安定でしょうね(笑)。
ただ、Foraのコアメンバーや、そこに集まる学生の皆さんと接していると、とても優秀で、前向きで、問題意識も高く志も熱い。そういう若い力を束ねながら、どうマネジメントして、マネタイズしていくかが課題です。
かつての日本ではカセギとツトメを果たして、初めて 一人“前 として認められる文化がありました。そのような文化を取り戻すべく、合理性や効率性でカセギに走らない、新しいモデルを作ってほしい。


【支援者の皆様へのメッセージ】

Foraが懸命に取り組んでいる教育という分野は、この先、10年後、20年後、いや50年後の日本を担う、国の根幹に関わる、とても重要なファクターです。そこに若くて優秀で、志の高いメンバーが集まって、喧々諤々議論し、日夜研鑽して、全国の高校の現場に立ち、奮闘しています。まだまだ カセ  ギ は  苦手な集団ですが、大きなツトメ を   果たすポテンシャルを内包しています。ぜひ、温かく見守って、将来の日本のための投資として、今後ともご支援をお願いたします。

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太田さん、いつもありがとうございます!

クラウドファンディング終了まで残り8日となりました。
皆様のますますのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。