2021/09/12 19:21

こんにちは!

先週から開始しましたクラファン進捗報告、第二回目です!

今回も画像付きで開発中の機材について紹介していきます、よろしくお願いします!


今回紹介するのは「空間音響収録マイク」です!

前回同様、なるべく解説を含めて紹介をしていきますので是非読んでいただけたら幸いです…!

もしもよくわからなかった、もう少しこの話を聞きたい!などありましたらご気軽にコアパンアカウント(@koapan_hibikiao)までリプライ飛ばしちゃってください!よろしくお願いします!

それでは早速マイクの紹介に移ろうと思います!
今回は先に画像をお見せします!

(画像は造形中のモデルをレンダリングしたCG画像となります)

うお、何だかすごい特殊な形状をしていますね!!

無機物でありながら有機物のような……不思議な形をしています。


この形状について説明する前に「アンビソニックスマイク」というものについて説明させていただきます。


アンビソニックスマイクというのは名前の通り「アンビソニックス」という、空間音響を収録するための特殊なフォーマット(サラウンドのようなものです)の音を録音するためのマイクとなります。

アンビソニックスの特徴は空間音響を収録するため、と書いた通り360度の音を収録することができるのが特徴なのですが、もちろん一つのマイクでは一つの方向の音しか録ることができません。

なので、アンビソニックスマイクは最低でも4本、多くて約19本のマイクが球状に付いており、そのお値段もとても高いものなのですが…


なんと今回のプロジェクトで開発しているマイクには「28個」ものマイクが搭載されています!!!

開発部の情報によると「アンビソニックスの発展系」「既存のアンビソニックスマイクとは違い、マイクカプセルが球状配置では無い」「マイク本体自体の反射などの影響をなるべく避ける様に設計」「独自にチューニングされた配置で、空間の音場が偏りなく高精細に収音できる」なのだとか……!

こちら、まだ記事を書いている私コアパンFも開発中のため実物は見れていないのですが、早く実物を見て収録してみたい気持ちでいっぱいです……!


今回のクラファンではこちらのマイクで収録した音源に、これまた専用のマイクと球状スピーカーで収録したHRTF(頭部伝達関数と呼ばれるものです、詳しくはクラファンのページで!)を適用させて今までの立体音響を超える音声をお届けします!

以前、YouTubeでデモ動画を皆さんにお届けしましたが、これよりもグンと実在感が上がるようなものになると聞いております、僕自身もとっても楽しみです!!


こちらのマイクですが、どうやら開発が順調に進めば来週には実物の写真を皆さんにお届けできるとのことなので続報をお待ちいただければと思います!
こちら、来週ではなく来週以降、の誤りでしたので修正させていただきます。
開発は順調に進んでいるとのことですのでもう少しお時間をいただければと思います、よろしくお願い致します。
(2021/09/12 20:22 修正)


今回のプロジェクト、今まで立体音響やASMRを楽しんでいた人だけなく空間音響などを専門に研究されている方にも是非情報が届いたら…..!と感じているのでもし良ければぜひTwitterなどで拡散していただけると大変嬉しいです!!!


最後は皆さんへのお願いとなってしまいましたが、より良いものをお届けできたらと考えているので是非今後も情報を楽しみにしていただけたらと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

来週もよろしくお願い致します!
(最後に他のアングルの画像もお届け!)