2021/08/24 06:35

以前からここに、子供がいるグレーのママさん猫がいるから、保護して避妊をした方がいいと報告がありトラップを仕掛けたところ、この日にカゴに入ってくれたのはこのオレンジの子でした。少し垂れ目で、いつもご飯をもりもり食べる可愛い女の子の猫でした。目的のグレーの子は諦めて、このオレンジの猫を翌日避妊手術に連れて行き、様子を見ているとご飯も食べて元気そうです。

 しかし翌日、ここにいつもご飯を持ってきているボランティアさんからそのオレンジの子は最近出産したばかりだから、早く連れて帰ってあげないと子猫がミルクがないと思いますと連絡があり、翌日ママを連れて帰って放した時に、後ろ足が麻痺している様子。急いで捕まえようとしましたが、子猫のいるゴミの回収の車に潜り込み、保護できませんでした。それから二日間、このママを探していたら、ようやく見つかり保護。でもやはり足が動かない様子です。

 近くに小さな子猫2匹が泣いていたので、その子猫も同時に保護しました。

オレンジのママを病院に連れて行くと、避妊の時の手術で神経にダメージを受けています…なので今自分では、排泄することが出来ない状況です。手当をしてもきっと、ずっと排泄は自力では無理です。それにどんどん身体の中に溜まって行くと辛い思いをするだけですので、天国に行かせてあげるのが一番いいと思いますとの診断でした。オレンジのママはきっと残して来た子猫が心配でたまらなかったと思います。あのままあそこで子猫と暮らしていた方が良かったのに。私がまだ小さい子猫を抱えていると気づけていたらこんな事にはならなかったと言う自責の念でいっぱいでした。

 オレンジのママには、残っている子猫は必ず保護して里親さんを探すからと約束して、ママさんを天国に送りました…。やはり猫を天国に送らないといけない時が一番、悲しいです。