2022/07/06 06:26

皆様こんにちは。青徒です。
昨日、とあるご批判レビューをAmazonのシーザノケ(1)にていただいている事に気づきました。

文面から、Projectシーザノケのご支援者さまであると思います。
大変失望させてしまった事を、まずはお詫びいたします。
本当に申し訳ございません。


ご支援いただいた方からからの「求める」「忠告」ということでしたので、この度こちらでご返答をさせていただこうと思います。
また、現在制作中のVol.3の制作期間におきましては、本当に様々な事が起こってしまい、上記の方と同じように失望やご心配をかけてしまっている方がお見えになるかもしれない…という思いもありますので、こちらでお話させていただきます。



まず、「大幅な納期の遅れ」と「詳細な明細の隠匿」について話させていただきます。
昨年の活動報告にて少し触れましたが、クラウドファンディングを終えちょうど制作に入る7月より、祖母がひどい認知症と歩行困難になり、かなり大変な介護を要するようになりました。
これにより、大幅な時間ロスと金銭のロスが発生しました。
私の現在の収入のほとんどがクラウドファンディングでの収入であり、もともと貯金などもゼロの状態からこのProject シーザノケを始めている事もあり、クラウドファンディングで集まったお金は「Vol.3活動期間分」しかありません。
その為、介護により減るであろう時間とお金の事を加味すると、『Vol.3プロジェクトそのものが頓挫する』可能性が大でした。
その為、資金繰りが必要となったのですが、運よく絵のお仕事をくださる方がお2人現れ、まず金銭面はギリギリ活動期間が保つかな…という所まで資金は復活しました。
ただ、そのお仕事と、その他様々に時間を要することがらも発生し(これは介護や家庭の事も含みます)、10月~12月はシーザノケ原稿を描く事が全くできませんでした。
今回の納期の遅れについては、このような事柄が大きな要因です。

「詳細な明細」に関して。このVol.3制作期間の介護やその他事柄における全ての用途金額を書け…という事でしたら、それにはお答えはできません。
家庭での金銭問題に関してや、その他私に関わってくださる方に様々なご迷惑や悪影響を及ぼす可能性があるので、そういった部分に関しては詳細までをお話しすることは出来ません。
ただ、このVol.3の製作とリターンを全てしっかりと遂行することが出来れば、それがクラウドファンディングでご支援いただいた分の資金に対する明細(=証明)だと思っております。
ですので、絶対に最後までVol.3を遂行いたします。
これにてご理解くださいませ。



次に「作者の体調管理不徹底」について、お話しいたします。
まず、私の持病の神経痛や自律神経失調症は、今から7年ほど前に身体を壊した事に起因します。最初のProject シーザノケVol.1を開始したのが4年半前です。
ずっと治ってはおりません。
7年前に身体を壊した件については、被った負債の処理問題に負われた事が主です。

神経の不調は2~4年前頃は割と調子が良かったのですが、Vol.2の『承』制作の途中辺りから徐々に症状が重くなる事が増えていきました。
そして本プロジェクトであるVol.3の期間において、上記の介護や資金の問題によるプレッシャー、資金難による睡眠時間と食生活の切り詰めによって不調が加速したのだと考えております。
神経系の失調については「リズムと軽い運動のある健康的な生活」「栄養バランス」で基本的に治すしかないので(ネットで勉強した知識ですが)、「病院へ行け」というご指摘も大変理解できるのですが、生活の見直しで治しながら付き合っていくしかないと私本人は考えております。

また、資金難や時間難から、「病院にかかれる余裕が無いな…」と思う所もあります。
すみません。

その上で、クラウドファンディングでご支援いただいた分の資金が尽きるでに、本プロジェクトの全てを遂行・完了する事がご支援いただいた方への礼儀だと思っておりますし、そこには命を懸けるべきだと私は思っております。


「体制の整備を求める」につきましては、今ある資金で何かを大きく変更・整備できる事がありませんので、今できる体調管理を改善しながらとにかくまずはvol.3を完遂する事が最優先だと考えております。

漫画の仕事以外の、家族の事(介護・親戚との様々なやり取り)や、日頃関わってくださる方との時間を全て捨てて「漫画だけに自分勝手」になれば、体制の整備をする事は出来たかもしれません。
しかし、目の前で起こっている人間関係を放棄して自分本位に生きる事はしたくないと思っています。
そういった内情については表沙汰に話すことは出来ませんが、ネットやSNSには書かない様々な…とても大変な事が沢山あった…とだけ、申しておきます。
これで失望させてしまった方の気持ちが変わるとは思っておりませんが、私なりの弁明です。
すみません。



その他の漫画そのものに関するご意見につきましては、ご期待に沿う事ができず大変申し訳ございません。
「青徒愬良には期待できないし力も無い」と思われる事は仕方ありませんし、私はこのご意見をいただいた上で、更にレベルアップ出来るよう精進する事しか出来ません。
最初にご期待いただけた事を大変感謝申し上げると共に、ご期待に沿えず失望させてしまった事をお詫びいたします。
ごめんなさい。





この度、ご支援者さまからのご意見をいただいた為、本プロジェクト期間内における遅れの内情を話させていただきました。
こういった内容については、Vol.3プロジェクトが全て遂行し終わった後に少し話させていただこうかなと思っていたのですが、
今話さない事でかえってご心配やご不満を抱かせてしまうのかもしれないと思い、この活動報告を書かせていただきました。

Project シーザノケVol.3の製作活動は今後も出来うる全てを尽くして遂行して参りますし、
「いずれシーザノケを世界に!」という思いは全く変わっておりません。
この作品を通して、人類に残したいメッセージがありますので。
シーザノケという作品でそれを伝え切る為の人生を、僕はやめません。

今後も応援してくださる方、どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。


青徒愬良