2022/05/29 22:58

長らくご報告が滞っておりましたが、つい先日、ようやく、本棚がほぼ取付完了しました。


【想定外のDIYとそのきっかけ】

本棚の板を外す前の場面
実は1度本棚の設置は完了したのですが、色々考えた末、一度外すことにしました。

というのも、2階のこの場所の壁は、むき出しの土壁をそのまま使うつもりでした。

ですが、ここには0歳児からおじいちゃんおばあちゃんまで

お使いいただけるスペースにしたいと思っています。

その中で一番恐怖なのが小学生男子。

今となっては珍しい土壁はひび割れていたり、崩れかけていたり、

汚らしさもありますが、なぜか掘りたくなりますよね。

大人も子どもも。

大人はさすがに自制心で掘らないと思いますが

小学生男子は1度掘り出すと、次来た時も掘って、また掘って、と

飽きるまで掘りそうだ! とある日、実感しました。

最終的には土壁の中の竹小舞も破り、外の世界までトンネル貫通!

なんてこともあり得るかもしれません。


【和紙よりも珪藻土的なもの】

我が家の子も少し参加!最初は土壁のままでオープン予定だったものの、

土壁に穴が空いたら大変だと思い、何かを上に貼ったり塗ったりしないといけないなと

思い至りました。

1階のコーヒー焙煎工房・作業室の土壁には和紙を貼りました。

これは意外と綺麗で、大人だったらこれで十分です。

ですが、相手は僕もよく知る小学生男子。

和紙を剥がしてでも、土壁を掘る可能性はあります。

ショーシャンクの空に、じゃないですけど。。。

そして、思い切って、珪藻土的な微風(そよかぜ)というものを塗ることにしました。

これは化学物質不使用の土です。

珪藻土は案外、化学物質が入っているようで断念しました。

これまでも体の弱い人でも気兼ねなく来ていただけるように、

なるべく化学物質を使わずに工事をしてもらっています。


【微風(そよかぜ) をDIYするものの下地はプロにお願い】

素材は微風という壁の仕上げ材をDIYで塗ることに決定したものの、

下地、養生はかなり難しいだろうとプロに言われておまかせすることにしました。

下地の材料もオーガニックの下地材。

安い下地材もあるそうですがここまで来て下地材に化学物質は入れたくないと思いました。

下地材を塗ってもらったらもう、それだけでも十分綺麗な仕上がり。

この状態を知っていたら、微風は塗らなくてもいいと判断していたでしょう。

ですが、メンバーを募って微風を塗りました。

総勢7名で、名古屋や大阪からもここ奈良県橿原市今井町まで

お越し下さいました。

朝の9時から始まって午後15時ごろには掃除もほぼ終わっていました。

良かった良かった。一安心です。

◎費用:養生、下地、プロ仕上げ+微風DIY仕上げ=22万円ナリ(材料費込み)


【掃除をして、棚板取り付け】

その後、掃除をして、数日間掛けて棚板55枚ほどを無事取り付け終えました。

いやー、なかなか大変でしたが、嬉しいものです。


【要らなくなった本を引き取ります】

まだ本の寄付は本格的な受付はしていませんが

先日、お一人の方がお持ちくださいました。

やっぱり本が入ると印象が変わりますね。

ざっと1500冊ぐらいは入りそうです。

この空間の本は自由にお持ちいただいてOKで、持ち帰りも自由。

どんどん本が入れ替わる図書館にしたいと思っています。

皆さんも、要らなくなった本がございましたら

是非お持ちくださいませ!


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