2021/06/30 11:16

皆様多大なるご支援をいただき誠にありがとうございます。


現在70%達成、3,503,868円ものご支援をいただいております。


本当に本当にありがとうございます。


さて、間が空いてしまいましたが、「ほんとうにおいしいコーヒー」を知っていただく第6回目にして本日が最終回。

(バックナンバーはCAMPFIREの活動報告をご覧くださいませ)


最終回はカフェインレスのお話。


妊娠中や授乳中、あとはカフェインがどうも自分の身体にはダメみたい…と言う方に支持されているのがデカフェ、カフェインレスコーヒーです。


私もわざわざ選んで飲んでいたこともありましたが、今は100%選ばないコーヒーになりました。


そして私たち「ほんとうにおいしいコーヒー」でもカフェインレスコーヒーはお作りしていません。


本日はそんなところをお話しさせていただこうかと思います。


カフェインの代名詞とも言えるコーヒーですが、近年カフェインレス、デカフェを好んで選択される方が増えてきました。


コーヒーからカフェインを抜く方法には様々なやり方があり、昔はジクロロメタン、ベンゼンと言った化学薬品を使った方法で、


「これ、カフェインを気にするよりも、それ以上に良くないものを身体に取り入れる事になってしまうよね?」


と言うもので処理されていたそうですが、現在はそのように処理されたコーヒー豆は日本国内においては輸入も販売も禁止されています。

(が、海外でお土産として購入したり、抜け道はいくらでもありますので日本に全く存在しないわけではありません)


現状でのカフェインを抜く方法として一般的なものは、浸水させる方法。


ごく簡単に説明いたしますと、水につけてカフェインを抜き、水から引き上げて乾かしてから出荷できる状態にするのですが、この過程を経ると、本来のコーヒーの生豆の色とは全く異なる茶色に変わってしまいます。


これでは欠点豆かどうかの判断がより難しくなり、結果、普通の豆よりもカビ豆等の混入率が高まってしまうのです。


結局薬剤は使わないにしろ、身体に気を使っていたつもりが逆に身体に良くないものを取り入れることになっていたなんて…。


そんなわけで、「ほんとうにおいしいコーヒー」ではカフェインレスコーヒーをお作りしていません。


・確実に安全であることを担保できないこと


が大きな理由です。


皆様にもお伝えしていますように、


「ここのコーヒーだけは具合が悪くなりませんでした!」


と言ってリピートしてくださるお客様がたくさんいてくださる現状で、カフェインを抜いてカビを故意ではなくても混入させてしまう事はやはり考えられないのです。


「カフェインレスは作られないのですか?」


とご質問いただくことがありますし、きっとそういう方は色々な知識や経験を得てカフェインレスをお選びになられているのだと思いますが、世の中には広く伝わっていない、


「でもカフェインレスコーヒーって結構おっかない飲み物ですよ?」


と言うことを、せめて皆様だけでも知っていただけたらと思い最後にお伝えさせていただきました。


でもきっと近いうちに美味しくて安全なカフェインレスコーヒーも作られるのではないかなと思っておりますよ。


その際は柔軟に


「ほんとうにおいしいカフェインレスコーヒー」


もお作りできたらと思います。


知っているようでそう言えば知らないことが多いコーヒーの素顔を、少しでも知っていただく機会となっていたのであればとても嬉しいです。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。