2021/05/28 12:48

片足を失った猫の詳細を記載させていただきます。

昨年の6月頃に私の親戚から電話があり足を怪我した野良猫がいるから様子を見に来てくれないかとのことで駆け付けたところこちらの猫を保護しました。

保護した時の様子はひどいものでした。左足は骨がむき出しになり折れているのが一目でわかるほどでした。右足は骨は出ていなかったもののかなりの傷でこちらも一目で重症とわかる傷でした。そして助けを求めているのかひどく鳴いており痛みからか体もかなり震えていました。

早急な治療が必要な状態でしたのですぐに地元の動物病院へ連絡し連れて行きましたがこちらの動物病院は午後から休診で手術の予定も入っているため診察のみの対応となりました。診察の際にこの怪我の原因は人の仕掛けた罠(トラばさみのようなもの)が原因だろう、できればすぐに手術をしないと余計に悪化し最悪の場合は傷が化膿する等の理由で死んでしまうだろうとの診断を受けました。そこですぐに手術のできる動物病院を探し車で1時間ほどかかる動物病院へ連れていき診察、手術になりました。診察の際に左足は切断しなければならない、右足も怪我の場合にもよるが切断の可能性があるとの説明を受けました。幸い診断の結果、右足は骨折や骨に異常はなく切断には至りませんでした。しかしながら傷が深く継続的な治療が必要とのことで入院となりました。

約1週間ほど入院し片足がなく不自由な猫をまた野良猫とするわけにはいかないと思い私が世話することにいたしました。右足の傷は包帯を巻きながら毎日傷に薬を塗り新しい包帯へ交換を3週間ほど行いました。治療の甲斐もあり右足の傷はきれいに治りました。その時はとてもうれしく初めて写真を撮りました。画像にあげた2枚が傷が治った直後の様子です。右足の真ん中あたりに少しへこんだところがあると思いますがそこが一番ひどかった怪我の部分です。怪我をしたときはとてもではありませんが写真を撮れる状態にはありませんでした。

治療をして約1年たちますが現在も元気に他の猫たちと走り回ったりじゃれたりしおもちゃ等で遊んでおります。それゆえ左足がないためかなりの制限のある生活も余儀なくしております。このプロジェクトを成功させこの子に義足をつけできれば他の猫と変わりなく生活させてあげたいと考えております。

拙い文章ですがお許しください。