2021/08/05 09:50

保健所収容4ヶ月、未だ引き取り手の無いスリゴロ三毛猫。
彼女は街の片隅で付近の住民から餌を貰っている野良猫だった。
餌付けされて人懐っこくなった野良は迷子の飼い猫と間違われる事があり、彼女もその1匹。
「人懐っこいから飼い猫だと思います」
そう言って保健所に連れて来た人は、すぐに飼い主が迎えに来るだろうと思っていたらしい。
しかし付近住民から聞いた情報では、この三毛は野良猫で餌をくれる人がいただけだった。
餌やりさんは家で猫が飼えない人が多く、飼い主として名乗り出る事は無い。
収容1週間過ぎて譲渡可になったものの、この島では成猫を貰おうと言う人は殆どいない。
それから4ヶ月、三毛猫は保健所で無期懲役みたいになっている。

保健所にはもう1匹、譲渡困難な猫がいます。
白キジ猫は小柄な体格からまだ若い猫と思われますが、仔猫らしいチマチマ感が無くなった若猫も石垣島では殆ど貰い手がつきません。


成猫を保健所に連れて行かないで下さい。
屋外で人懐っこい猫を見かけてもそれは基本的に野良猫です。

保健所に入れば誰か迎えに行かない限り出られなくなります。
迷子かな?と思ったらまず、石垣島犬猫迷子ページを確認して下さい。
そこに似た猫を探す飼い主がいなければ、その猫はおそらく野良猫です。
それでも迷子かもしれない、飼い主がいるか探したい、という方は1週間くらい保護して迷子ページに投稿して飼い主がいないか呼びかけてみましょう。
ケージやトイレなどの飼育用品はラリマーで貸し出ししていますのでお問い合わせ下さい。

石垣島の犬猫迷子ページ
https://www.facebook.com/groups/750820835096203/about

ラリマーの代表メールアドレス
mononoketama2@gmail.com

自宅で保護出来ない場合は、医療費をご負担頂けるならラリマーでお預かりするところですが、現在は仔猫ラッシュ中で保護施設も預かりさんもキャパいっぱいなので難しい状況です。
御自宅での一時保護が無理な時は投稿だけで充分です。

野良猫に餌をあげるなら、TNRして「さくらねこ」にしましょう。
さくらねこは、地域猫の事。
その地域で生きる事を許された野良猫の事。
八重山保健所では耳カットされた猫は地域猫として扱っています。

この画像のテンコーは保健所に持ち込まれましたが、元の場所に帰る許可が下りました。
石垣島では「さくら耳」は、殺処分を免れる大切な目印です。
テンコーは怪我をしていて保健所に持ち込まれ、すぐにラリマーに連絡が入り、治るまで保護していた猫です。
治ったらリリース予定でしたが、預かりさんに気に入られそのまま飼い猫になりました。


プロジェクト残り10日となりました。
現在80人の方から御支援頂いております。
保健所への収容・殺処分を防ぐTNRに御協力お願いします。

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2021/08/15 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。