2018/05/05 09:27

 

ジョイグル!

「バウルの響き」制作実行委員会の佐藤友美です。 

本日よりパルバティ・バウル版画展の開催、

阿部櫻子のパルバティ・ドキュメンタリー・プロジェクトのクラウドファンディング、開始しております。

よろしければご一読ください!

 

さて、東京公演は2公演完売、残っている10日の本妙院公演ももうそろそろ…という状況ですが、
京都はまだまだお席に余裕があります。ぜひ、お近くの方にお知らせやお勧めしていただけると嬉しいです。 

さて6月の京都公演に先駆けまして、来週5月13日、私佐藤が再び京都に参りまして行うプレイベントがあります。
なんと、最近はタラブックスのお仕事で各地を駆け回っていらっしゃる、
装丁家の矢萩多聞さんとのトークイベントです。 

以下、多聞さんによる紹介文。さすが、読みやすくわかりやすい…

 

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  狂っている! 狂っている!
  だれもが わたしを 狂っているという
  でも 狂っているのは わたしだろうか
  それとも 世界のほう?

「バウル」はインドとバングラデシュを放浪する吟遊詩人でありながら、求道の遊行者、巡礼者でもあります。

仏教、イスラーム、ヒンドゥーなどの伝統に触れながらも、けしてどの宗教にも属さず、市井の人々がわかる素朴な言葉で、いのちと世界の秘密を歌い、舞い踊り続けてきました。師弟相伝で受け継がれてきたその歌は、現代もインドやバングラデシュの人びとに親しまれ、海外にもファンが多く、かのノーベル文学賞受賞者タゴール、ボブ・ディランにも影響を与えたといわれています。また、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

2018年6月、インドで最も人気のあるバウルのひとりであるパルバティ・バウルさんが来日し、京都で公演が行われます。その前にバウルのことをもっと知っておきたい。パルバティ・バウルさんの弟子である佐藤友美さんをお招きし、バウルの歌に触れ、その文化的背景、秘められた思想についてやさしく語っていただきます。

 

▼「バウルの響き」パルバティ・バウル京都公演について
https://www.echoesofbaul.info/ 

◎ナビゲーター
佐藤友美 Tomomi Sato
バウル行者、画家、歌人、翻訳家。1986年生まれ。幼少期をオーストラリア、シンガポールで過ごす。青夏会の松本一に画を師事、定期的に個展を開催。オーストラリア国立大学で言語学を学ぶ。卒業後、南インド・ケーララ州で働きながら古典音楽に取り組むが、バウルの歌とその表現に魅せられ、パルバティ・バウルに師事する。現在は修行のため日印を行き来する生活を送っている。 

矢萩多聞 Tamon Yahagi
画家、装丁家。1980年生まれ。9歳でネパールを訪れてから、毎年インド・ネパールを旅する。中学1年生で学校をやめ、南インドと日本を往復。ペンによる細密画を描き、銀座、横浜などで個展を開催する。2012年、事務所兼自宅を京都に移転。これまでに500冊を超える本をてがける。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、共著に『タラブックス』(玄光社)がある。 

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▼日時
5月13日15時〜18時 

▼会場
恵文社一乗寺コテージ
京都府京都市左京区一乗寺払殿町10
叡電「一乗寺駅」より徒歩3分

▼料金

1000円(チャーイ付き)

▼お問い合わせ・ご予約

恵文社一乗寺
https://cotage.sakura.ne.jp/event_form
TEL 075-711-5919 

アムブックス
ambooks@tamon.in 

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私は、井生明さんによるバウルの写真や、阿部櫻子さんが今年の1月に撮影された映像、そしてエクタラを持っていきます。

また、今回制作した本・CDの他にも、パルバティ・バウルのCDを数種、持参しますので、ご興味ある方はご購入いただけます。

ご参加、お待ちしております。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

「バウルの響き」制作実行委員会
佐藤友美