2021/11/26 18:56

皆様、こんにちは。プロジェクトオーナーの小林駿です。

残り4日。最後が見えてきました。最後までよろしくお願い致します。

今日は完全にプライベートのお話を。(もしかしたらこのプロジェクトにはあまり関係ないお話かもしれませんが…)

今現在、大学4年生というのは既にプロジェクト本文やこの活動報告でも触れている通りです。

(1.2年生で色々あり単位が若干厳しい状況なのは置いておきましょう)

(家で普段はこんな感じで卒業論文をやってます。モニター2つはゼミの教授がくれました)

大学生は卒業研究、および論文の提出が卒業への必修単位のひとつとなっているのですが

本文以外でゼミの卒業研究について全く触れていませんでした。

本文では「「地域と馬の可能性」といったようなテーマで研究を進めており、そのひとつとして「引退馬支援」に取り組んでおります。 」と書いていますが、つい1か月前、状況が180度変わりました。

実は、今「馬」についての卒業研究は何一つしておりません。

このプロジェクト掲載後すぐに後期1回目のゼミがあり、夏休み中の活動、今後の展望を述べる機会があったのですが、そこでこのプロジェクトの事含めて発表したところ「何がしたいのかさっぱり分からない」と教授にダメ出しを喰らいました。

「何回も言うように、命の問題なんだから、明確な答えなんて出せない。」

「卒業論文なんだから「答え」が出ないとダメなんだ。うちは観光ゼミなんだから、馬と観光で何の答えが出せる?それも競走馬じゃなくて引退馬で。」

以前ちらっと触れた「教授の変更」が、ここまで影響を及ぼしていたのに気づいたのはこの時でした。

前任の教授も観光ゼミでしたが、学生に観光を強要せず、「やりたいことをやってくれればいい」という、いわゆる放任主義、それでも自分から「~がしたい」とお願いすれば全力で応え、サポートしてくれる、そんな先生でした。

ところが変更で入ってきた新しい教授はガチガチの「観光」で、「観光系…それも函館を中心として何かをすること」をゼミの命題とするような所が感じられました。

3年生の時点では特に何も言われていなかったのに、卒業論文が始まる今になってどうして急に…とも思いましたが、「馬」に対して「離れろ」とは以前から言われ続けていたのは確かです。

それでも諦められないという事を伝えると

「卒業できなくてもいいならやれ」そう言われました。

「引退馬は趣味でやれ。とにかく卒業するためにテーマを変えろ。」

そう言われ、納得がいかないままテーマ変更。現在は「函館市内の飲食店推移・立地変動【地区を絞りながら】と、そこから見る今後の観光の展望について」というテーマで研究を進めています。

ところが、「なんでだろうなぁ…」と思いながら研究を進める日々が続く中、あるひとつの事を見つけます。

この飲食店の観光客数推移、函館市内だとホテル街の近くで急増。特に函館駅前は今、アフターコロナを見据えて多くの新規ホテルが立ち並び、かつて昭和の時代に栄えていた「大門横丁」と言う場所がもう一度息を吹き返しそうになっているとのこと。

「飲食店経営」をひとつの夢にしている自分にとって、このことは非常に+に働きます。

ということは。

この研究を紐解いて、人口推移や観光客の傾向がつかめれば、将来的にそういう場所へ出店すればいい。

そしてそれだけ人が集まる場所で開け、もし繁盛できたなら。

――引退馬支援を広めるために必要な絶好の立地条件を知ることができるかもしれない。

むしろ、このテーマ変更は今では「将来の自分の為への準備」として俄然やる気が湧いています。

そもそも「異種業界提携」を根本に置いているならば、関わろうとするものの特徴、強みを知らなければいけない。だからこそ飲食店に就職するという道を選んだ自分には、更に強みを知ることができれば、後の引退馬へつなげることができる。

教授が伝えた「馬から離れろ」とは、そういう意味も含めて言っていてくれたのかもしれません。

だから今はこのテーマ変更を寧ろ将来の引退馬支援に向けて準備段階とし、行っています。

直接の関係はなくとも、どこかで関係性を見つけることができるかもしれない…そう思って取り組むと、今まで楽しくなかったことも楽しく思えてきたりして、最近は卒論にも力が入る状態となっています。

このまま卒業、そしてゆくゆくの自分の為にも残り1か月半、プライベートもスパートをかけて行きたいと思っています!

それでは皆様、また明日!