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日本で暮らすクルド人難民の生きる権利を実現したい!

日本では多くの難民が暮らしていますが、彼らは働くことも保険証を持つことも許されずいつ帰国させられるかもわからない不安定な状況に置かれています。POSSEは埼玉県に暮らすクルド人難民の支援活動を通じて、日本で暮らす難民や外国人労働者の環境を改善するために、このクラウドファンディングを立ち上げました。

現在の支援総額

1,056,879

105%

目標金額は1,000,000円

支援者数

133

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/11に募集を開始し、 133人の支援により 1,056,879円の資金を集め、 2021/09/30に募集を終了しました

日本で暮らすクルド人難民の生きる権利を実現したい!

現在の支援総額

1,056,879

105%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数133

このプロジェクトは、2021/08/11に募集を開始し、 133人の支援により 1,056,879円の資金を集め、 2021/09/30に募集を終了しました

日本では多くの難民が暮らしていますが、彼らは働くことも保険証を持つことも許されずいつ帰国させられるかもわからない不安定な状況に置かれています。POSSEは埼玉県に暮らすクルド人難民の支援活動を通じて、日本で暮らす難民や外国人労働者の環境を改善するために、このクラウドファンディングを立ち上げました。

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はじめに

こんにちは、私たちはNPO法人POSSEです。高校生・大学生や社会人のボランティアが中心となり、2006年から過労死やブラック企業といった労働問題に取り組んでいます。また、近年、急増している外国人労働者からの相談に対応するために、2019年には「外国人労働サポートセンター」を立ち上げて、年間500件ほどの技能実習生や留学生、日本で働く難民など外国人労働者からの労働・生活相談に様々な言語(日本語、英語、中国語、タガログ語、ベトナム語、など)で対応しています。

外国人労働者や難民の支援に関わる大学生・社会人ボランティア

コロナ以前からも、働いていた会社にパスポートを奪われて辞めることも許されないといういわば「強制労働」のようなケースや、本人の意に反して実際に飛行機に乗せられて強制帰国させられたカンボジア人技能実習生の案件など、外国人労働者に対する深刻な人権侵害が蔓延していました。

そして、コロナ禍になってからは、空港や免税店といったサービス産業で働く外国人労働者からの相談に加えて、難民として日本で暮らす外国人からの相談が急増しました。

相談対応の様子

そこで私たちは、主に埼玉県の川口市や蕨市で暮らす約2000人ほどのクルド人難民への支援活動を昨年から開始しました。クルド人中学生・高校生に対する就学支援活動や、クルド人家族に対する食糧支援を通じて、難民や外国人の生きる権利を実現するための活動に取り組んでいます。

このような活動をさらに発展させていくために、今回、クラウドファンディングを立ち上げました。

※POSSEのクルド人難民への支援活動は、8月10日掲載の朝日新聞Globe+でも大きく取り上げられました。

彼らは私たちだ いま若者が外国人支援に動く理由 一部の「意識高い系」だけじゃない

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日本で暮らす難民の置かれた状況

コロナ禍で困窮する外国人への支援を続けている中で、最も社会保障から排除され、支援の受け皿が少ない人々の存在が明らかになってきました。それは、在留資格のない難民の方々です。

戦争や経済的抑圧などから母国を追われた難民が日本に庇護を求めていますが、日本政府の難民認定率は極端に低く、ほとんどの人が難民として認定されずに不安定な立場で生活しています。トランプ政権下のアメリカですら2019年には44614人を難民として受け入れましたが、同じ年、日本政府が難民と認めたのはわずか44人、認定率は0.4%でした。

難民申請が認められなかった外国人は、品川や牛久にある入管施設に無期限収容されるか、「仮放免」という立場で生活しています。仮放免者は、働くことが許されていません。また、国民健康保険にも入れず、自治体の提供するあらゆる福祉から排除されています。働くこともできず、社会保障からも排除されているということは、端的に言って日本政府は「難民は死んでもかまわない」と宣言しているに等しいといえます。

埼玉県の川口市や蕨市で暮らすクルド難民も、コロナ禍で困窮を深めています。

トルコなどからの弾圧を逃れたクルド人難民が埼玉県には2000人から3000人ほど生活しています。「国家を持たない世界最大の難民」とよばれるクルド人はアメリカやカナダでは約8割以上で難民と認められていますが、日本政府は過去に一件もトルコ国籍のクルド人の難民申請を認めていません。

今までは働ける人が周囲を支え、コミュニティー内の助け合いで何とか生活を成り立たせていましたが、コロナ禍で仕事が激減。「家賃が払えない」「病院に行けない」などの声が続出しています。

日本ではじめての実態調査 「家賃が払えない」「病院に行けない」という声

POSSEではこのような実態を明らかにするために、他団体と協力し、昨年(2020年)11月にJR川口駅前で大規模な労働・医療・生活相談会を行い、約300人のクルド人家族に対し相談や食料配布を実施しました。

2020年11月 クルド人の生存権を守る実行委員会主催 相談会の様子相談会から見えてきたのは、多くの人が生存ギリギリのラインで命を繋いでいる、過酷な実態でした。

両親と小学生の子供2人で暮らす家族は「コロナで仕事がなくなった。食事が十分に取れていない」と話していました。子供の給食費も払えておらず、家賃は1ヶ月滞納しているといいます。

また、小学生の子供を抱える母親は「仮放免になり保険証が取り上げられてから、娘のぜんそく治療のための病院代が払えなくなった。保険がないと、一回の診察だけで1万円以上かかる。今は弟に借金をして通っているが、いつまで治療を続けられるかわからない」と訴えました。

ここまで深刻な貧困が広がっていること、そして国も自治体もこの現状を無視し続けてきたことに、私たちは衝撃を受けました。以来POSSEでは、仮放免者の権利が奪われているこの現状を変えるため、埼玉県を拠点にさまざまな活動に取り組んでいます。

クルドの若者たちへの学習支援


クルド人コミュニティーの中には、日本で生まれ、トルコには行ったことすらない子どももいます。しかし日本では外国籍の子どもへの教育権は認められておらず、彼ら・彼女らの多くは金銭的事情から中学や高校への進学を諦めざるを得ない状況にあります。また仮放免者の受け入れを許可している大学はほとんどないため、ほとんどの人が高校で進路を断たれてしまいます。

在留資格や経済状況によって、中学や高校に行くことを諦めたり、将来の夢を諦めざるをえない仮放免の若者が後をたちません。「難民だから」「仮放免者だから」というただ一点の理由だけで、将来なりたい職業を描くことも許されず、教育も十分に受けられず、常に収容の恐怖に晒されながら生きていかなければなりません。

私たちは、この状況を変えるため、川口市内の貸し会議室などで「クルド若者カフェ」という学習支援を行っています。クルド若者カフェでは、毎週様々な年代の子どもたちが訪れ、宿題をしたり、高校受験のための勉強や進路相談をしています。


クルド人家庭への食糧支援

また、現在月に一度のペースでパントリーを実施し、困窮しているクルド人家族に対し食料や生活用品の配布を行っています。

当事者にニーズを聞き、小麦粉やお米、調味料や紅茶など、クルドの人たちの生活にあった食糧を準備しています。
また、小さい子供がいる家庭から「粉ミルクが高くてなかなか買えない」「おむつの費用が嵩むので大変」といった声が寄せられてたことを受け、子供用の粉ミルクやおむつも用意しています。

無権利状態に置かれ、様々な行政サービスから排除されているクルドの人たちは、生活する上で様々な困難を抱えています。この食糧支援の場は単に食糧を配布するだけでなく、クルドの人たちと直接顔を合わせて生活上のニーズを聞いたり、最近の困っていることを聞くことができる大切な機会になっています。

パントリーに訪れた人から「勤め先で怪我をしたら、そのまま解雇された」という相談を受け、一緒に勤め先まで行って解雇の撤回や労災認定を求めたり、「保険証がなく病院に行けないため、目の病気を放置している」という相談を受け、病院に同行して治療を行ったこともあります。

このプロジェクトで実現したいこと

「在留資格やお金の問題で将来を絶たれてしまう若者を一人でも減らしたい」
「地域に根付いた充実した支援体制を築き、難民や外国人の生きる権利を求めていきたい」

そのような思いから、私たちは約半年前に支援活動をスタートしました。
回数を重ねるごとに、パントリーや学習支援に寄せられる相談の数も多くなり、支援の規模はどんどん広がっています。

そのなかで、より支援体制を充実させ今後も継続的に支援活動を行っていくために、会場費やボランティアの育成にかかる活動資金などを募っています。また、このような実態を社会に発信していき国に改善を求めるための取り組み、さらには、より多くの難民や外国人労働者が安心して自身の抱える問題について相談できるような体制づくりにも、いただいたご支援を充てさせていただければと考えています。

皆さんのご支援が、日本で暮らす難民や外国人労働者の権利を求めていく活動の大きな原動力になります。

相談呼びかけのためのチラシ配布

難民や外国人労働者の権利を守るための活動に関心のあるボランティアを募集中です!


POSSEは大学生や大学院生、社会人のボランティアが中心となって、難民や外国人労働者の権利を守る活動に日々取り組んでいます。寄せられた相談に対応するだけでなく、そもそも相談すらできないくらい困っている人たちにアプローチするために、街頭で相談を呼びかけるチラシ配布や、労働条件についてのアンケート調査活動といったアウトリーチにも取り組んでいます。また、より構造的に外国人労働問題を把握するためのボランティアメンバーの勉強会などを実施しています。ボランティアに関心のある方はぜひ「NPO法人POSSE 外国人労働サポートセンター」までご連絡ください。

オンラインミーティングの様子

使途


1.クルド若者カフェや食糧支援活動にかかる諸経費(約50万円)
・会場代
・交通費
・コロナ対策のための経費(アクリル板、消毒液、など)
など

2.相談やアウトリーチ活動に関する費用(約40万円)
・チラシやポスターなどのデザイン・制作費
・イベント開催費
・ウェブ上での広報費
・調査・研究費
・翻訳費
など

3.手数料(約10万円)
・GoodMorning掲載手数料
・GoodMorning決済利用手数


スケジュール

毎月2回のペースでクルド若者カフェを実施して、毎月1回のペースで食糧支援活動に取り組んでいく予定です(※新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で、会場等が使用できない場合に予定が変更になる可能性があります)。


取材実績・受賞歴


POSSEによるクルド人支援活動や入管法改正反対を求める署名は、これまで多くのメディアに取り上げられてきました。また、昨年は「『エクセレントNPO』をめざそう市民会議」より、「第8回エクセレントNPO大賞」「市民賞」の2賞を受賞いたしました。


以下に関連記事や、受賞歴の一部を掲載します。

朝日新聞 Globe 2021年8月10日 社会を変えるのは選挙だけじゃない 若者たちは気づき始めている
毎日新聞 2021年3月30日 朝刊「エクセレントN P O大賞『P O S S E』」
毎日新聞 2021年5月13日 東京朝刊「くらしナビ・社会保障:第8回エクセレントNPO 大賞『POSSE」労働・貧困問題、解決目指す」
朝日新聞 2021年4月15日 「『命の危険にさらす』 入管法改正案に反対署名4万筆」
NHK 2021年4月14日 「強制送還など可能 出入国管理法改正案に約4万人の反対署名提出」
朝日新聞 2020年11月2日「コロナで失業、医療費払えず困窮…テント村に外国人の列」
東京新聞 2020年11月2日 「川口「テント村」で相談会 医療や仕事…困窮する外国人 食料や生活用品配布も」

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:特定非営利活動法人POSSE
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:代表理事 今野晴貴
 ●事業者の住所/所在地:〒155-0031 東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201
 ●事業者の電話番号:Tel: 03-6699-9375
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 5月12日日曜日にNPO法人POSSE主催で以下のイベントを開催します。興味がある方はぜひご参加ください!イベントへのお申し込みは以下のURLからお願いいたいします。https://posse-event-2024-0512.peatix.com/view■イベントの内容:今回のイベントでは、日本で初めて仮放免者の困窮実態を調査・告発し、いままで「ないもの」とされてきた『仮放免者-karihomensha-』の問題を国連の自由権規約委員会などを通じて国際的にも可視化させてきた大澤優真さんをお招きします。「水道・光熱費・家賃が払えなくなり知人の家を転々としている」「知人宅で家賃と生活費の見返りに性的関係を強要され、レイプされても耐え忍んだ」「車で寝泊まりしながら公園で体を洗って生活している」支援現場には毎日のように困窮する人々から相談が寄せられています。相談者の多くが、迫害の危険から逃れてきたけれども難民許可を受けられずにいる「仮放免者」たちです。彼ら彼女たちは「仮放免者だから」という理由で国民健康保険や生活保護からも排除されており、現実には到底「生きられない」状態が広がっています。また、POSSEに相談に訪れる留学生や技能実習生などの多くも、職場で不当に解雇されるなどして路上生活に追いやられている実態があります。イベントでは支援現場の最前線に立つ大澤さんの報告から、移民・難民の困窮は今どうなっているのか、どうしてこういった問題がひろがっているのか学び、学生のわたしたちにできることは何か一緒に考えます。■こんな人におすすめ・日本社会で暮らす移民・難民の困窮実態を知りたい・移民・難民問題に取り組むためにどんなことができるのか知りたい・社会問題の解決に向けたNPOでのボランティア活動に関心がある■日程:5月12日(日)開演14:45- 閉演17:00■スケジュール14:45 入場開始15:00 開演15:10-16:10 大澤さんによる講演(60分)16:10-16:25 ボランティアによるPOSSE活動紹介(15分)16:25-16:45 質疑応答(20分)17:00 閉演■開催場所:貸し会議室 みらいスペース市ヶ谷〒1020074 東京都 千代田区 九段南 3-9-1 九段サザンビル B1FJR市ヶ谷駅より徒歩7分東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅より徒歩9分■講演者プロフィール大澤優真さん一般社団法人つくろい東京ファンド生活支援スタッフ / NPO法人北関東医療相談会事務局スタッフ・理事/社会福祉士1992年、千葉県生まれ。2014年より生活困窮者支援団体「つくろい東京ファンド」生活支援スタッフとして、夜回り、ホームレス状態にある人のシェルター入居支援、シェルターからアパートへ移った人への地域生活支援を行う。2018年より困窮外国人支援団体「北関東医療相談会」事務局スタッフとして、仮放免者など困窮する外国人の支援を行いながら、現場の実態調査などを通して日本で暮らす移民・難民の「生きられない」状況を可視化する取り組みを行っている。単著に『生活保護と外国人「準用措置」「本国主義」の歴史とその限界』(明石書店)。また、現在雑誌POSSEにて記事「困窮する移民・難民の生存権を求めて」を連載中。Twitterアカウント:https://twitter.com/yumananahori■NPO法人POSSEとは? POSSEは、若者の労働・貧困問題が深刻化していた2006年に当時大学生だった今野晴貴らによって結成され、これまで数多くの問題に取り組んできた。現場の労働相談から「ブラック企業」を社会問題化し2013年には「流行語大賞」と「大佛次郎論壇賞」を受賞した。また、宮城県仙台市にて被災地支援をおこない厚生労働大臣から感謝状を受領した。近年では、コロナ禍で困窮する女性や外国人の問題にも積極的に取り組み2021年に「第8回エクセレントNPO大賞」を受賞した。ボランティアも募集しています!POSSEでのボランティアに関心がある方は下記よりお問い合わせください。https://possevolunteer.tumblr.com/ もっと見る
  • 【イベントのご案内】POSSEも加盟している縫製産業の労働環境の改善に取り組む国際NGO・クリーンクローズキャンペーン(Clean Clothes Campaign)による公開イベントが開催されます。日本国内の技能実習生が生産する衣服や、グローバルサウスの女性が作るファストファッションの生産過程の実態とその改善について考えていきます。興味のある方は、以下のサイトからイベントへのお申し込みをお願いします!https://ccc-1105-event.peatix.com/【イベント内容】グローバルサウスの貧困を解決するためとして、政府による援助や民間企業によるSDGsに関する取り組みが広がっていますが、それらの国の労働者の経済状況は過去数年間でむしろ悪化しています。例えば2023年のカンボジアの縫製労働者の月給は3年間で3分の1のわずか12ドルまで減少しました。労働者たちはグローバルに展開される有名アパレルブランドの服やバッグを作っているにも関わらず、現地の最低賃金にも満たない給料しか受け取れなかったり、労働組合を結成した途端に解雇されたりするなど、深刻な権利侵害が蔓延しているのです。こうした縫製産業における搾取の影響を最も受ることになるのは女性です。縫製工場で働く労働者の8割は女性だからです。インドネシアでユニクロの製品を作っていた2000人の女性労働者は、工場が2015年に突然破産したのち、未払い賃金など計550万ドルを受け取れないままホームレス状態に追いやられました。また、バングラデシュでは75%の女性縫製労働者が日常的に縫製工場内や通勤途中でジェンダーに基づく暴力を経験しているという調査もあります。このようなファッションブランドのサプライチェーンで起こる様々な問題に対して、クリーンクローズキャンペーンは現地のNGOと連携して実態を調査し、社会に告発したうえで、関連するブランドに改善を求める取り組みを続けており、日本からも様々なNPOやNGOが加しています。このイベントでは、クリーンクローズキャンペーンで中心的に活動するNPOスタッフ、学生インターンとともに、グローバルサウスで起こる女性労働者への権利侵害や児童労働といった問題に日本からどう取り組むことができるのかを一緒に考えていきます。【イベント日時】日時:2023年11月5日(日) 15:00~16:30 (開場14:45)【イベント場所】TIME SHARING 飯田橋 第二東文堂ビル 7F(飯田橋駅徒歩2分)/オンライン併用google mapクリーンクローズキャンペーン(Clean Clothes Campaign)とはオランダ・アムステルダムに本部を置き、45カ国、235団体からなる、縫製産業の労働問題に取り組む国際NGO。労働組合、移民や女性の支援を行うNPOなど、現場レベルで活動する世界中の団体が連携し、縫製産業で働く人々の権利擁護に取り組んでいる。日本からも労働NGOなどが参加し、学生インターンが中心となってグローバルブランド(ナイキ・ユニクロなど)の縫製工場の実態調査、人権侵害を告発するグローバルキャンペーンの実施、サプライチェーンの規制を目指す横断的な協定の作成などを行なっている。日本支部X(旧ツイッター)アカウントスピーカー岩本菜々(@IwamotoNana)クリーンクローズキャンペーン日本支部メディア担当、NPO法人POSSE学生メンバー、一橋大学社会学部修士課程在籍。奨学金返済者の実態調査および政策提言などを通じて国内の貧困問題に取り組みながら、クリーンクローズキャンペーンのメディア担当として、グローバル企業が作り出す格差・貧困の問題を国内に向けて翻訳・発信している。縫製産業の実態調査をもとにグローバルサウスの貧困問題を考える書籍を刊行予定であり、2022年にはカンボジアで開催されたクリーンクローズキャンペーンの世界大会に出席し、フィリピンやカンボジアのアクティビストにインタビューを行った。NHK『日曜討論』NHK『キャッチ!世界のトップニュース』TBS『news23』『報道特集』など多数のメディアに出演。岩橋誠(@makotoiwahashi1)クリーンクローズキャンペーン東アジア支部運営委員、NPO法人POSSEスタッフ。2019年4月に「外国人労働サポートセンター」を発足し、日本国内の有名ブランドの下請け縫製工場で働くベトナム人技能実習生の支援など、年間500件以上の外国人労働相談に対応。現場の実態をもとに、日本の外国人労働者が置かれている状況を国内外に発信している。クリーンクローズキャンペーン運営委員としては、ユニクロなど日本企業のサプライチェーンで起きている問題の告発に取り組む。共訳書『ジェネレーションレフト』/『オートメーションと労働の未来』。共著『外国人労働相談最前線』以下のサイトからイベントへのお申し込みをお願いします!https://ccc-1105-event.peatix.com/お問い合わせ:NPO法人POSSE supportcenter@npoposse.jp もっと見る
  • 5月8日、イベント「労働相談から見えてきた日本の外国人労働者の実態〜解決に取り組むZ世代の社会運動〜」を開催します!POSSEには技能実習生や留学生など日本で働く外国人労働者から年間500件ほどの労働・生活相談が寄せられています。その中には、雇っているフィリピン人労働者のパスポートを奪う会社や妊娠した技能実習生に対して中絶を迫る企業、さらには飛行機に無理やり乗せて帰国を強制するケースなど、深刻な人権侵害を伴うケースが少なくありません。そして、これらは悪質な「一部」の企業の問題ではありません。むしろ、コンビニで売られている惣菜や有名ブランドの洋服など、大手企業も人件費節約のために積極的に外国人労働者を「活用」し、人権侵害に加担しています。本イベントでは、昨年、入管施設内で医療放置の末死亡したウィシュマサンダマリさんの事案をはじめ、難民など外国人の置かれた実態を長年取材してきたフォトジャーナリストの安田菜津紀さんをお招きし、『外国人労働相談最前線』の著者・岩橋誠や、技能実習制度廃止プロジェクト共同代表の田所真理子ジェイとともに、いま世界中で問題となっている移民労働者の権利侵害の問題を改善するために、私たちができることについて議論していきます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお申し込みはこちらから:http://ptix.at/Zxv5Spーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日時2022年5月8日(日) 14時から16時(13時45分開場)場所(オンライン併用)会場:TIME SHARING新宿5B - TIME SHARING新宿〒1600021 東京都 新宿区歌舞伎町 1-1-15 東信同和ビル 5階マップ: https://maps.google.com/maps?q=35.693071700000004,139.70454740000002&zoom=16※ZOOMでも配信します。※感染状況によっては全面オンライン開催になる可能性もありますので、予めご了承ください。プログラム相談事例から見えた外国人労働者の実態と解決策(岩橋誠)技能実習制度廃止プロジェクトとZ世代の取り組み(田所真理子ジェイ)日本の難民や外国人が置かれた状況(安田菜津紀さん)パネルディスカッション(安田さん、岩橋、田所)質疑応答登壇者プロフィール安田菜津紀さん1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。岩橋誠 (twitter: @makotoiwahashi1)1989年愛知県生まれ。NPO法人POSSEスタッフ。中高7年間をアメリカで過ごし、日本帰国後にリーマンショックと「年越し派遣村」などをきっかけに,大学入学後、労働相談ボランティアとしてPOSSEに関わり始める。2019年4月に「POSSE外国人労働サポートセンター」発足させ、英語と日本語で労働・生活相談に対応している。withnews「やさしい日本語で答える仕事の悩み」執筆。国際NGO・Clean Clothes Campaign運営委員、北海道大学公共政策学研究センター研究員。共訳書に『ジェネレーション・レフト』(堀之内出版)。共著に『外国人労働相談最前線』(岩波ブックレット)。国際ジャーナリストとして日本の実態を海外に発信している。田所真理子ジェイ技能実習制度廃止プロジェクト/ NPO法人POSSE メンバー1996年生まれ、日本とフィリピンのダブル。貧困や格差問題に関心があり、それをテーマにメキシコに留学。2020年の7月にPOSSEに参加してからは、語学力を活かして数多くの移民労働者から労働相談を受けてきた。妊娠したスリランカ 人技能実習生が中絶・強制帰国させられそうになった事件をきっかけに、今年の3月に技能実習制度廃止プロジェクトを立ち上げ、制度廃止に向けた運動に取り組んでいる。オンライン署名サイト:外国人を奴隷化する技能実習制度の廃止を求めます!主催:NPO法人POSSEーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお申し込みはこちらから:http://ptix.at/Zxv5Spーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー もっと見る

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