2018/03/19 20:32

「日本を“チャレンジする大人”でいっぱいにしたい!三十路祭りでマネーの虎をもう一度」パトロンの皆様、応援いただいた皆様

三十路祭り1987-1988実行委員です。

去る2月11日、「三十路祭り」を無事開催することができました。
会場は1,000名を超える参加者で、終始大きな盛り上がりを見せていました。

ステージ企画「三十路マネーの虎」では、往年のTV番組「マネーの虎」で虎として出演されていた、
株式会社LUFTホールディングス 代表取締役社長 南原竜樹さん、
株式会社外食虎塾 代表取締役社長 安田久さん、
株式会社なんでんかんでんフーズ 代表取締役社長 川原浩史さん、
そして30歳の、株式会社JION 代表取締役CEO 成井五久実さんの計4名の社長を虎としてお迎えました。
MCは「マネーの虎」を当時見られていたという、アルコ&ピースのお二人に務めていただきました。

志願者は30歳の多数の応募者から事前のオーディションを勝ち抜いた2組、それぞれ2名ずつが本番の舞台に立ちました。

1組目の希望金額は300万円、その使い道は「地元で映画を撮ります」というもの。

共に北海道白糠郡白糠町出身の、映画監督の中村圭吾さんと俳優の佐々木大介さんが、地元を舞台にした映画を通じて地元をアピールし地域復興を目指す、という内容でした。

虎からは「いい大人が映画を作るっていうのに300万は高すぎる。我々は寄付はしない。まずは自分たちの力だけで挑戦するべき。」というコメントがあり、タイムアップ。ノーマネーでフィニッシュとなりました。

「将来自分たちが有名になることで、見返したい。」という志願者のコメントに、会場からは勇気あるお二人の挑戦に暖かい拍手が送られました。

マネー不成立で悔しさを噛みしめる。しかしそれをバネにして這い上がり、その後大きく活躍するということも歴代の出演者には実際にありました。彼らの本当の挑戦はここから始まります。

2組目の希望金額は1,000万円、その使い道は「途上国における貧困層のコミュニティ・ビジネスを支援したい」というもの。志願者は貧困課題に向き合うNPO活動をしている、児玉弘毅さんと板垣清太さんのお二人。

日本からインドネシアへプロボノを派遣し地元の生産物の品質向上を図る。そして生み出されたプロダクトを日本で販売する仕組みを事業展開する、という内容です。

本家マネーの虎を彷彿とさせる、虎たちからの詳細なビジネスプランへの質問、そして志願者との攻防。

最終的に南原社長から「国際送金に関してブロックチェーンの会社と組んでコストを下げる仕組みを作る方向で進めることを条件に出資してもいい」という提案があり、児玉さんの人脈で参画可能な人物がいることから、マネー成立。見事1,000万円の資金獲得に成功し、会場は熱狂に包まれました。

以上のように、今回三十路祭りにおいて30歳にとってまたとない挑戦の機会を提供することができました。
それも応援いただいた皆様、そしてパトロンの皆様のご支援の賜物です。この度は誠にありがとうございました。


<お詫び>
クラウドファンディング本文の「資金の使い道」には、
「(略)よって会場費の残りの前金として233万円、そして三十路マネーの虎の賞金として100万円、そしてそれらに手数料等を込めた合計380万円を目標金額として設定しました。※実際に調達した金額に応じて賞金を調整致します。」
と記載させていただきましたが、この度支援総額が約122万円と目標金額に届くことができなかった関係もあり、三十路祭り側から志願者へ賞金をお渡しすることができませんでした。(支援額は会場費の一部として補填させていただきました。)

今回は結果として、マネー成立とマネー不成立の2組に分かれ、それぞれの良さが際立つ形になりましたが、当初の設計から資金の使い道を含め変更になってしまったことについて深くお詫び申し上げます。

--

私たちの代の三十路祭りは無事終了しましたが、日本文化となるよう次世代へ引き継いでいきます。
今後とも三十路祭りをよろしくお願いいたします。