2021/10/24 17:10

ライブハウスが「生活」の一部である僕にとって、この約一年半は長かったような短かったような。

興味のない人からみたら、音楽は娯楽の一つにしか過ぎないのかもしれません。しかし、これを生きがいとしている人や、職業としている人がいる事も事実です。
分断がさらに分断を起こすような世の中。今こそ寛容な気持ちが必要なはずなのに、世の中は100点ばかりを求める。正解なんてないのに。
文化芸術に点数なんてものはなく、決めるのは各々の価値観によるものであり、その対象が大きいも小さいも関係はないと思います。ただ、大きなものも、最初は小さな火種から始まっているはずです。
音楽という文化において、そんな小さな火種を作る場所こそ、ライブハウスではないでしょうか。
誰かにとってはなんでもない風景かもしれませんが、誰かにとっては大事なかけがえのない風景なのです。
僕は音楽で稼いでいる訳でもないし、バンドもやっていないです。それでも、ここで多くのことを学びましたし、たくさんの仲間ができました。PIGSTYでの経験が、今の僕を形成する一部となっています。
これから先、PIGSTYで生まれていくであろう音楽を見続けていきたいし、これからも、生まれていく文化を育む場所として存在してほしいです。

そのためには、皆さんの力が必要です。PIGSTY存続への御協力、よろしくお願いいたします。

RELEASE YOUR EMOTION/花松俊哉