2017/11/27 23:51

 今回の活動報告は、病気で外見変化を体験したメンバーから聞いた『医療美容』への思いと今回のクラウドファンディングのリターンに御協力いただいた「Daddy Cafe Beans*」のご紹介です!

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 『たくさんの人に笑顔になってほしい!』 

 私の仕事はナースです。しかし、いつも患者さんを看護している私も、7年前に病気になり手術と抗がん剤治療を体験しました。自分で病気を体験してみると、想像したよりも辛いことがたくさんありました。

 辛かったことの1つは、抗がん剤による脱毛などの外見の変化でした。
 髪の毛が抜け、まつ毛、眉毛、ほぼ全身の毛が抜けました。別人のようになった自分を鏡でみると体だけでなく心も沈みました。社会から1人取り残されたような何とも言えない疎外感と孤独感。家族や友人が変わらずに接してくれても、外見が気になり、外に出たい気持ちにはなれませんでした。
 
 こんなに脱毛がつらいこととは…。

 なのに、私は今まで、全然、患者さんの気持ちがわかっていなかったな~と、恥ずかしい思いでいっぱいにもなりました。


 外見の変化で、気持ちがふさぎ、イキイキと働いている人や幸せいっぱいに笑っている家族をみて、とても羨ましく思いました。また、そう思う自分に今度は嫌悪感を抱くなど、悪循環が続く毎日でした。子供が1歳でかわいい盛りだったのに、家に閉じこもってばかりいた日々。毎日をなんとかやり過ごしていました。それでも、無事に治療を終え、仕事復帰して、現在6年になります。時は経ちましたが、今も、当時のことは、昨日のことのように鮮明に覚えています。

 ナースとして復職後は、患者さんには「私のように外見の変化で辛い思いをしてもらいたくない。外見の悩みを軽くして、治療中でも外に一歩出れるように背中を押したい!」と思うようになりました。

 そのために何が必要なんだろう? 病気体験を持つナースとして、私にできることは何だろう?

 病院の中の外見ケアも大事だけど、地域の視点をもった「医療美容」を必要な方に届けられるようなシステムを作りたい! という気持ちがわきました。
 
 医療美容プロジェクトでは、医療者も美容関係者も、そして病気体験者も、みんなフラットな関係で、みんなでいろいろな視点から学び活動してきました。そして、活動の中で、キレイではなく、元に戻りたい。そんな気持ちを大事にしてきました。  
 何も大げさなことでなく、帽子のかぶり方をちょっと工夫してみたり、眉毛をちょっと描いてみる、頬に明るい色のチークを入れる、唇にリップクリームをつける、そんなちょっとしたことでいいんです。
外見を少し整えることで、『笑顔』になれるんです。治療中の方が笑顔になったら、家族も、友人も周りの大事な方もみんな笑顔になるんです。笑顔は自分も、そして、周りの人も元気にする力があるんです!

 たくさんの人に笑顔になってほしい! 
 その人らしさを支えるための「医療美容」を広げたい!

 

 今年で4回目となるクリスマスフェスタは、「医療美容」のスキルを音楽や歌にのせてショー形式でお届けします。今年は、男性の外見ケアにも注目です!

 「医療美容」が必要な方に届くように、クラウドファンディングよりサポーターの一人となっていただけたら嬉しいです。みなさまのご協力をお願いいたします。


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『世界中に一つだけ。手作りの焙煎機。あなただけの 珈琲』

 それが「Daddy Cafe Beans*」のコーヒーです!
 ダディこと「日村 功」さんは、元海上保安官という経歴の持ち主であり、手作りの焙煎機で注文を受けてから一件ずつ焙煎するこだわりのお店です♪

 開業以来全てのコーヒー豆は注文を受けてから一件一件手作りの特別な焙煎機でオーダーメイド焙煎を続けています!有機JAS認定店でもあり、もちろん豆も厳選したものが使用していますよ♪
 ホームページ(www.daddy-cafe-beans.com)から注文もできますし、公式Facebookでは「焙煎日誌」を更新していますので、のぞいてみてください!!